イングランドサッカーエンジョイ留学で訪れた大学生が、僅か1か月で5試合の試合観戦と1回のスタジアムツアーに参加しました。
その間に語学学校にも通い、サッカー指導者アシスタントも体験しました。
※サッカーエンジョイ留学は、選手としてプロを目指す訳ではなく、指導者ライセンスを取得する訳でもないけどサッカーが大好きという方、語学を学びつつ本場のサッカー文化に触れたいという方向けの留学プログラムです。
驚異の行動力でサッカーの母国イングランドでサッカー三昧の生活を送った留学生のイングランド生活とサッカーエンジョイ留学の紹介をします。
Contents
渡航前~留学準備
留学期間は2024年2月中旬から3月中旬までの約1ヶ月でした。
留学説明の際に留学で何をしたいか、帰国後にどうなりたいかなどをヒアリングします。
英語の習得をしたいか、そのために語学学校に通うか、滞在先をホームステイにするか。
サッカーの指導はしたいか。その際に指導者の資格も取得するか、現地人コーチによるプライベートレッスンを受けたいか。など、細かく留学の目的をお聞きしてそれぞれに合った留学プログラムを作成します。
今回の留学生の場合はトッテナム・ホットスパー(スパーズ)ファンで、プレミアリーグだけでなく、なるべく多くの試合を観戦したいという要望がありましたので、プレミアリーグやその他ロンドン近郊で開催される下部リーグやユース、女子の試合などのスケジュールを洗い出し、スパーズのサポーター会員になる方法やチケットの購入方法などを説明しました。
イギリス渡航~ホームステイ入居
英語の習得もしっかりやっていきたいとのご希望で、語学学校に加えて宿泊先はホームステイにしました。
ホームステイ先のマザーは英語教師もやっていて英語習得にはとても良い環境でした。
イタリア人とスペイン人留学生もいてサッカー大国の人たちと過ごしました。
プレミアリーグ観戦
スパーズ vs ウルブズ
渡航して2日目には早速念願のプレミアリーグを観戦しに行きました。
まさかの1-2の敗戦となってしまいましたが、初のプレミアリーグ観戦のスタジアム体験は一生忘れないものとなったと思います。
スパーズ vs クリスタル・パレス
2週間後のチケットも確保してホームゲームを2試合連続で見に行きました。
この試合は先制されるも後半に怒涛のゴールラッシュで3-1でスパーズが勝利しました。
初のスパーズ勝利の瞬間も忘れることのない思い出になりました。
ウェストハム・ユナイテッド vs アストン・ヴィラ
同じロンドンに本拠地を持つウェスト・ハムの試合も観戦しました。
ウェスト・ハムの試合は有料会員にならなくてもリセールチケットがたくさん販売されるので比較的チケットは取りやすいです。
2012年ロンドンオリンピックでメイン競技場として陸上競技も行われていましたが、現在はここに陸上トラックがあったとは思えない構造になっています。
2019年にはアメリカメジャーリーグ(野球)の試合も開催されました。
スタジアムがある『クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク』にはオリンピックで使用された競泳会場やホッケー用スタジアム、競輪用のトラック、ハンドボールやフェンシングで使われた屋内競技場など最新の設備が整っています。
オリンピック開催に伴って大規模な都市開発が成され、スタジアム周辺には大型のショッピングモールやアトラクションもあるので、散策するだけでも楽しいところです。
さらに80面を超えるサッカー場を要するアマチュアフットボールの聖地『ハックニー・マーシズ』を訪れるのもお勧めです。
プレミアリーグ2 (U21) ノースロンドンダービー
プレミアリーグだけでなく、ユース年代のプレミアリーグ2の試合も観に行きました。
しかもスパーズvsアーセナルのノースロンドンダービーです。
プレミアリーグの観戦も最高の体験ですが、将来的に指導者やスカウトを目指す方は欧州最前線の育成年代の試合を見に行くことをお勧めします。
数年前にはチェルシーのギルモアのデビュー直前の試合を見れた留学生たちがその実力とスターダムに駆け上がる様を目の当たりにしました。
チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)
こちらもロンドン近郊にあるQPRのスタジアムで西ロンドンからもアクセスしやすい立地です。
QPR vs ミドルズブラの試合を観戦しました。
イングランドでは2部でもスタジアムは常に満員で、3部と4部リーグでも多くの試合が満員になります。
粗さはあるものの、夢のプレミアリーグ昇格を目指して、激しすぎる熱戦が繰り広げられているのがチャンピオンシップの魅力です。
観光客のサポーターはほぼおらず、地元の熱狂的サポーターばかりで熱量が高いです。
目の肥えたフットボールファンたちに混ざり、ピッチとの距離が近いサッカー専用スタジアムで応援するのも、イングランドでサッカーを観戦する醍醐味の一つです。
PUBでサッカー観戦 フラム vs スパーズ
ロンドンダービーのフラム vs スパーズの一戦は地元のPubで観戦しました。
Pubでのサッカー観戦はサッカー留学生の日常です。
スタジアムツアー チェルシーのスタンフォードブリッジ
チェルシーのスタンフォードブリッジ スタジアムツアーにも参加しました。
プレミアリーグの多くのクラブがスタジアムツアーを開催しています。
スタジアムツアーではピッチレベルまで入場できたり、カンファレンスルームやチェンジングルームなど、実際に選手や監督が使用するスタジアム内の施設を見て回ることができます。
どこのスタジアムでもチェンジングルームは特に人気です。
現役選手や歴代のレジェンドたちのユニフォームが掛けられているので、お気に入りの選手のベンチで写真を撮るのもスタジアムツアーでよくみられる光景です。
日頃はなかなか見れないようなマッサージルームや食堂などの場所に入れることもあります。
ビッグクラブになるとスタジアムツアーと同時に数々のトロフィーやクラブの歴史を学べるミュージアムツアーがセットで付いているところもあります。
チェルシーの場合は、無料で入れるクラブショップ内にもトロフィーやカップが飾られています。
ロンドンには多くのクラブが存在し、その多くでスタジアムツアーが行われているので、サッカー留学でイングランドを訪れる際はこうしたスタジアムツアーを通してサッカー文化にも触れて欲しいと思います。
サッカーの聖地『ウェンブリー・スタジアム』でもスタジアムツアーを開催しています。
少年サッカーチームの指導アシスタント
これだけのサッカー観戦をしながら、平日の午後は少年サッカーチームで指導アシスタントを体験しました。
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イングランド式の指導方法を直接見ながら学べます。
指導者ライセンスを取る目的ではなくても、指導を学びたい留学生は参加できます。
ここには選手留学生や指導者留学生が多く集まるので、みんなで草サッカーや5-a-side(フットサル)などをすることもあります。
語学学校
英語の習得のために平日の午前中は語学学校に通いました。
語学学校に通うことで世界中に友達ができたり、サッカー好き同士で放課後にPubにサッカーを見に行ったりとイギリス生活の幅を広げることができます。
最後に
見れる試合は全部見たい。やれることは何でもやりたい。という要望でスケジューリングしましたが、提案した筆者もビックリの行動量でイングランド留学を謳歌されました。
事前にうまく計画をすることで、短期留学でもバリエーション豊かな経験を得ることができます。
サッカー留学というと、プロ志望の選手や指導者ライセンスの講習会に参加しないといけないと、少しハードルが高いように思われている方もいますが、弊社のサッカーエンジョイ留学ではとにかくサッカーが好きであれば誰でも留学ができ、ひたすら欧州のサッカーを楽しむという特別な体験ができます。
欧州では高速電車や飛行機などのチケット代は購入するタイミングによって大きく変動します。
そのため、事前に計画をすれば無駄な出費を抑えて浮いたお金でプレミアリーグの試合を見に行くなど他の費用に充てられます。
語学学校の費用もピンキリですので予算の調整もできます。
うまく渡航時期と予算を合わせて、留学生それぞれの目的を叶えられるサッカー三昧のプログラムが作れれば、費用対効果は抜群に良いです。
夏休みに来られる方も多いですが、プレミアリーグはオフシーズンになってしまうので、短期留学にオススメな時期は1月~3月の冬・春休みです。
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