イギリスETA申請方法を細かく説明!2025年1月8日からETA(イギリス電子渡航認証)義務化

Apply for an electronic travel authorisation (ETA) - GOV.UK

世界各国で電子渡航認証が進む中、イギリスでも電子渡航認証=ETA(Electronic Travel Authorisation)がスタートしました。
日本人は2025年1月8日以降にビザなしで入国する場合は、事前にETAを申請する必要があります。

渡航前にETAを申請していない場合は入国だけでなく、乗り継ぎ・トランジットもできませんので要注意です。

電子渡航認証=ETA(Electronic Travel Authorisation)

アメリカでは2009年からESTAが導入されており、なんとなく聞いたことがある方もいるかと思いますが、各国で不法滞在者やテロリスト、不法労働者などの不法入国を取り締まる対策として、導入する国が急速に増えてきています。
ヨーロッパでもETIASという電子渡航認証制度が2025年にスタートします。

イギリスではすでにETAがスタートしており、一部の国籍者に義務付けられていましたが、2025年1月8日からは日本を含む約50か国が対象国として追加されます。

以下に概要をまとめますが、必ず最新情報を在英日本国大使館のホームページもしくはイギリスの公式サイト(GOV UK)をご確認ください。

イギリスETA概要

【開始日】:2025年1月8日以降の渡航者

【申請日】:2024年11月27日から申請スタート

【申請期間】:3営業日(渡航日の1週間前には申請した方が安心です)

【有効期限】:2年間

【申請費用】:£10
※2025年4月現在では£16に値上げ

【対象者】:
*ビザなしの日本国籍者(6か月以内の観光、親族訪問、ビジネス、短期留学)
*英国で乗り継ぎをする方(イギリスに入国しない方も必須)
*クリエイティブワーカービザ保持者(3か月以下)
*Permitted paid engagement滞在者

【申請URL】:https://www.gov.uk/guidance/apply-for-an-electronic-travel-authorisation-eta

ETA申請方法

ここからはETAの申請方法を画像を使って説明します。
携帯電話でこちらのサイトに移ります。
https://www.gov.uk/guidance/apply-for-an-electronic-travel-authorisation-eta

リンク先から『Download on the App Store』もしくは『Download on Google Play』をクリック。

ETA申請専用のアプリをダウンロードします。

アプリを開くと以下のような画面が表示されるので右にスクロール。

『Continue』をクリック。

ETAの詳細が記載されています。(※現在は£16ですがまた値上がりするかもしれません。)
『Start now』をクリック。

『Agree and continue』をクリック。

使用する「メールアドレス」を入力して『Continue』をクリック。

入力したメールアドレス宛に以下のようなセキュリティコードが書かれたメールが届きます。

アプリに戻り、6桁のセキュリティコードを入力。

セキュリティコードを入力して『Continue』をクリック。

携帯番号を入力して『Continue』をクリック。
※090-1234-5678の場合は、Phone numberに「9012345678」と入力。

ここからパスポートを準備します。
パスポートの表紙にこのシンボルがあるか確認して『Yes』をクリック。

パスポートの写真ページを開き、写真を撮ります。
『Continue』をクリック。

場合によっては上のような画面が表示されるので『許可』をクリック。

枠内にパスポートの写真ページが収まるように調整すると写真が撮られます。
※光の反射やパスポートに余計なものが映らないように気を付けてください。

『Continue』をクリック。

次にパスポート内のチップを読み込みます。
パスポートの上に携帯電話をかざして、『Continue』をクリック。

読み込みが完了するまで携帯電話をかざしたまま待ちます。

読み込みが完了したら『OK』をクリック。

次に顔をスキャンします。

携帯電話のカメラを自分の顔に向けて、『Scan face』をクリック。

スキャンが完了したら『OK』をクリック。

次に顔写真を撮影します。

『Continue』をクリック。

背景に余計なものが映らないか確認して『Next』をクリック。

暗すぎたり影ができすぎたりしないか確認して『Use camera』をクリック。

顔全体が映ってる写真が撮れたら『Use this photo』をクリック。
※失敗した場合は「Retake」をクリックして再撮影してください。

次に個人情報の入力をします。

Countryから「Japan」を選択して、英語で住所を入力して『Continue』をクリック。
例)〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目7-1の場合、
Address line 1に、「Nagatacho 1-7-1, Chiyoda-ku」
Town or cityに「Tokyo」
Countryは「Japan」
を選択。
(optionalは必須項目ではないので空欄でもOKです。)

パスポートから読み込まれた国名(Japan-JPN)を確認して『Continue』をクリック。

仕事をしているかの質問です。
仕事をしていれば、「Yes, I have a job」、仕事をしていなければ「No, I do not have a job」を選択して『Continue』をクリック。

前科があるかの質問です。
無ければ「No」を選択して『Continue』をクリック。

戦争やテロに関わったことがあるかの質問です。
無ければ「No」を選択して『Continue』をクリック。

入力内容の確認です。
間違いがなければ、『Continue』をクリック。

ちなみに、仕事の質問で、「Yes, I have a job」を選択した際に、「Sales, Director」を記入しました。ここはご自身の仕事内容を英語で記入してください。

これまでの情報に虚偽の報告がないかの宣誓項目です。
問題がなければ『Continue to payment』をクリック。

ETAを申請する国の選択です。
「Japan」を選択して『Continue』をクリック。

金額(この日だと3,131円)を確認して『Continue to payment』をクリック。
※金額は申請するタイミングの為替などでも変動すると思います。

支払方法を選択します。
クレジットカード支払いを希望される方は、「Pay by card」をクリック。

カード情報と請求書先住所を入力して『Confirm payment』をクリック。
※JCBカードでの支払いも可能でした。

支払が完了するとこのような画面が表示され、EAT reference numberが表示されます。
『Done』をクリックして終了します。

最初に入力したメールアドレス宛に以下のようなメールが届いているか確認します。

3,131円が支払われ、ETAの申請が行われたことが記載されています。
約3営業日で申請が許可されるメールが届きます。
場合によってはそれ以上かかることもあるみたいですので、渡航の1~2週間前には申請した方が安心です。

ETA申請が許可されるとこのようなメールが届きます。
ETAの有効期限(Your ETA is valid until)も2年後までになっているか確認してください。
筆者の場合は1分で申請が通りました。

これでETA申請は無事に完了となります。

【説明動画(英語)】

気を付けてイギリスに渡航してください。

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