留学中の滞在方法の1つに『ホストファミリー(ホームステイ)』があります。単なる宿泊場所だけではなく、留学中の家族代わりになってくれる大切な存在ですが、留学経験者に聞くと、「本当の家族のように扱ってくれて最高だった!」「料理が不味かった…」と、良いのも悪いのもいろいろな意見が聞こえてきます。
留学前の不安を少しでも解消するために、弊社が提供しているイギリスのホストファミリーについて説明していきます。
Contents
ホストファミリー(ホームステイ)で選択できるコト
立地
ゾーン(Zone)1~9
ロンドンは中心部のゾーン1から郊外のゾーン9に分けられています。
ゾーン1は東京で言うのであれば、渋谷や新宿や銀座のようなところです。そのため土地代は高く、宿泊費も高額になります。郊外に行けば行くほど宿泊費は安くなりますが、どこに行くにも時間がかかってしまいます。
参考までに、皆さんが到着されるヒースロー空港はゾーン6(画像の左下)にあり、空港からゾーン1までは電車で1時間ぐらいかかります。
中心部だと高額、遠いと移動が大変なため、弊社ではゾーン2~3(状況に応じてゾーン4)を推奨しています。
東西南北(East-West-South-North)
ロンドンの地下鉄は、行き先が「Eastbound」「Westbound」「Southbound」「Northbound」となっているように中心地から東西南北に向かって走っています。
通常、エージェントや語学学校にホストファミリーの申込を依頼すると、ゾーンのみの指定しかできないところが多いですが、弊社が紹介するホストファミリーは、ゾーンだけでなく、地域(東西南北など)の選択も可能です。
実はこの選択ができるかどうかで生活の利便性が大きく変わります。
例えば、語学学校が西側のゾーン2にあり、ホームステイ先が東側のゾーン3にあったとして、ホームステイ先から語学学校に通う場合は、東側ゾーン3⇒東側ゾーン2⇒ゾーン1⇒西側ゾーン2と移動するため、だいたい1時間を要します。家と学校の往復で毎日2時間程かかります。
もしホームステイ先が西側のゾーン3にあれば、西側ゾーン3⇒西側ゾーン2のみの移動であるため、10~20分で着いてしまいます。往復でも30分程しかかかりません。
留学の目的にもよりますが、「語学学校」、「サッカーチームの場所」、「FA講習会場」、「バイト先」、「憧れの街」、「治安の良い地域」など、自分のプライオリティに合わせて生活の拠点を決める事ができます。
ちなみに、弊社では一般的に治安が良いと言われている西側か北側を推奨しています。
宿泊タイプ
部屋タイプ
お部屋のタイプは、「シングル(ルーム)」、「ダブル(ルーム)」、「スイート(部屋にシャワー付き)」、「ルームシェア(ベッド別)」から選択可能です。
一般的にはシングルを選ばれる方が多いです。
基本的にベッド以外は、暖房器具、収納棚や洋服箪笥、ライト等の設備がお部屋に付いています。最近では、Wi-Fiの利用も可能なところがほとんどです。
食事の回数
食事の回数も選択できます。
「食事なし」、「朝食のみ」、「朝夕の2食」、「3食(昼は弁当)」から選択可能です。
食事なしで家で自炊したい場合は、キッチンの使用が可能かどうかを選択する事ができます。
一般的には朝夕の2食を選ばれる方が多いです。
ホストファミリーとの会話は食事の時が多いので、食事が美味いから、不味いからというよりは、英語の上達のため、イギリスの食文化を知るためにも朝夕を選択されるのが良いと思います。
アレルギー対応
卵やナッツ類など、食事アレルギーの希望にもお応え可能です。
ペットを飼われているご家族もいるため、動物アレルギーをお持ちの方は事前に要望を伝えられます。単純にペットが嫌な人もペット不可を選択できます。
他にも喫煙禁煙の要望も伝える事ができます。
滞在期間
宿泊期間は、1週間から1年以上の長期まで調整が可能です。(場合によっては数日も可)
入居・退去時期は、基本的に何曜日でも大丈夫です。
入居時間は、9:00~18:00までが好ましいです。
短期留学生(1~3ヶ月)は、全期間ホームステイの滞在を推奨しています。
但し、実体験からのアドバイスとして、英語や生活に慣れてきた場合は、ご自身で宿泊先(シェアハウスやレジデンスやルームシェア)を探されるのも良いと思います。
弊社では、留学期間に応じて、「3ヶ月ホームステイ+3ヶ月シェアハウス」という組み合わせも可能です。ご不明点はページ下部からご質問ください。
ホストファミリー(ホームステイ)で選択できないコト
上記のように、ホストファミリー(ホームステイ)の選択肢はとても多く、ご要望に応じて詳細に決めていく事ができます。
しかし、ホストファミリーの性格や料理の美味さなど、個性的な部分はどうしても指定することはできません。どんな人との出会いになるのか。それも留学の一つの楽しみでもありますが、これに関しては当たり外れが出てしまいます。
サッカーの母国イングランドなだけあり、ホストファミリーの中にも熱狂的なサポーターもいますが、逆にサッカーに興味のないご家族もいらっしゃいます。
趣味や性格や家事の上手さは事前に把握する事はできませんが、どうしても生活スタイルや性格が合わない場合は、現地での変更も可能ですのでご安心ください。
ホストファミリーとの生活
ここからは、留学生のホストファミリーでの生活を写真で紹介していきます。
ホストファミリーと挨拶
ホストファミリーとの最初の挨拶の時には、スタッフが帯同します。イレギュラーな日程ではない限り、基本的にロンドン到着日にホームステイ先に伺います。空港で留学生をお迎えしたらそのままタクシーか車でホームステイ先までご一緒します。
タクシーを降りて、ホストファミリーのドアをノックします。
ここでスタッフが一緒に挨拶をして、自己紹介をしたり、おうちの紹介をしてもらいます。
スタッフが帰ってからは、いよいよ留学生とホストファミリーの生活が始まります。
最初のうちは英語も話せないですし、向こうの言ってることも聞き取れないと思いますが、積極的にコミュニケーションを取っていけば、徐々に英語での意思の疎通もできるようになります。ホストファミリーもこれまでに何十人、何百人を相手にしてきているので、うまく伝えられない事は問題ではありません。それよりも、話そうとする事、ルールとマナーを守る事を心掛けましょう。
留学生とホストファミリー(ホームステイ)の写真
【ホストファミリー】
【外観】
【シングルルーム】
【リビング・ダイニング】
【キッチン】
【ガーデン】
まとめ
筆者は過去に2度のホームステイ経験があります。どちらもとても親切にしてくれましたが、それも日本人の常識が他国よりもしっかりしているからだと思います。常識的な行動をしていれば好いてくれますし、それ以上のおもてなしをしてくれることもあります。
1つのホストファミリーでは、留学生2名までの受け入れをしていたため、筆者の滞在中に、ドイツ人、フランス人、ブラジル人が入れ替わりで入居してきて楽しかったです。
筆者が一番長く居た事もあり、とても可愛がってくれました。
娘さんの彼氏がサッカー好きだったため、一緒に公園でサッカーをしたり、車でアジア系のフードコートに連れて行ってもらったりと様々な経験をさせてくれました。
クリスマスには、グリーティングカードとリヴァプールグッズやイングランドのシャツとパンツをプレゼントしてくれました。
当たり外れがあると言われているホストファミリーですが、まずは自分から相手を好きになろうとする気持ちが大事だと思います。これから留学する方は、思いっきりイギリス生活を楽しんで来てください。
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