各FAライセンスにも度々出てくる『Safeguarding Children』は子供たちを守る事を主としていますが、今回オンラインで受講したのは大人社会においてのセーフガードです。
前もってセーフガーディング導入編を受講しておくと理解しやすいかと思います。
The FA Safeguarding Adult
コース概要
『The FA Safeguarding Adult』は大人の社会で起こり得る問題にフォーカスしたオンラインコースです。18歳以上の大人達の間でも人種や見た目、性格、障害の有無によっていじめや差別が起きています。
コースは4つのトピックに分かれ、1つずつ理解を深めていきます。全てのトピックが完了すると終了証が貰えます。
コースの所要時間は40分程ですが、英語力がないと1時間以上かかると思います。
コース内容
「Best Practice」:最善の方法、プロセス、行い
「Poor Practice」:悪しき方法、プロセス、行い
「Abuse」:いじめ、嫌がらせ、暴言など
3つのキーワードの内、「Poor Practice」と「Abuse」が頻繁に出てきます。
いつ、どこで、どのように、誰が、誰によって、これらの嫌がらせが起きるのか、それを防ぐためにどのような注意が必要なのかを学びます。
コース受講方法
まずは、FA(イングランドサッカー協会)の会員になる必要があります。
会員ナンバーでログイン後、以下のサイトに入ります。
説明分をしっかりと読みながら下にスクロールしていき、下の【DIGITAL LEARNING: SAFEGUARDING ADULTS】のモジュールをクリックすると別ウィンドウが立ち上がります。
一つずつ理解して進んでいきましょう。
コースを完了すると「CERTIFICATE(終了書)」をダウンロードできるようになります。
資格の有効期間は3年間ですので、3年後にアップデートしましょう。
まとめ
家族やチーム、同僚などあらゆる社会の中でいじめや嫌がらせが起きています。これらが起きる原因やこれらによって起こる結果を理解し、被害者の兆候を察知する事が大切です。
オンラインモジュール内でも何度も発信されていますが、大事なのは、近くにいる人がそれがいじめ(嫌がらせや暴力)かを判断し自力で解決する事ではなく、素早く察知しサッカー協会や警察に報告する事です。見て見ぬふりをするのではなく、誰でもすぐに報告できるような環境を整える事が、チームやサッカー協会の責任でもあります。
イングランドではこのような活動をクラブと協会が率先して発信しています。
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