今大会のユーロ2020(2021)は60回を記念して複数の国と地域による開催となっている。コロナ禍による観客数の上限や移動制限もあり、ほとんどのスタジアムが満席とはならないものの、1年越しの待ちに待った大会ということでヨーロッパでは毎試合熱狂に包まれている。
この先に残されたのは準決勝の2試合と決勝戦。その会場となるのがイングランドのロンドンにあるサッカーの聖地『ウェンブリースタジアム』。
準決勝を前にウェンブリースタジアム周辺をリポート。
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ユーロ2020 準決勝と決勝の地『ウェンブリースタジアム』
今大会の決勝戦の会場となるウェンブリースタジアムは言わずと知れたサッカーの聖地。実は試合のない日でもスタジアムツアーに訪れる観光客で賑わっています。大会期間中もスタジアムツアーは開催されています。
2019年に訪れた時はユーロの優勝トロフィーの巨大モニュメントが設置されていました。
ウェンブリースタジアム周辺の様子
Wembley Park Underground Station
ウェンブリースタジアムの最寄り駅には電車を降りるとこのような装飾がされています。
オリンピック・ウェイ(Olympic Way)
改札口を出て階段を降りるとユーロ2020バージョンのウェンブリースタジアムへ続く道(オリンピック・ウェイ)がお出迎えしてくれます。試合当日はこの道が両サポーターで埋め尽くされます。
オフィシャル・サポーターショップ(Official Fan Shop)
通常はイングランド代表の商品を中心に扱い、FAカップやカラバオカップの決勝では両クラブのグッズを販売しています。ユーロ2020の大会期間中は大会公式グッズが大半を占めています。
平日の日中でしたがお客さんが入っていました。準決勝と決勝の応援に向けてこれからさらにお客さんが増えそうです。
次に紹介するのはパブリックビューイング会場です。
BOX PARK(ボックス・パーク)
大会期間中はパブでのライブビューイングはもちろんのこと、各所で観戦イベントが催されています。ここで紹介したいのはウェンブリースタジアムのすぐ横にある『BOX PARK』です。
BOX PARKはファンパークと呼ばれる屋内型の巨大イベント会場で、ウェンブリースタジアムを含めてロンドンに3施設を展開しています。施設内はフードコートやバーの他にDJブースやアックススロー(斧投げ)やゴルフなど体験型スポーツが入っています。現在はユーロ2020で使用されていますが、スポーツだけでなく音楽やアートなど様々なイベントに使われています。
BOX PARKの雰囲気
ゴールシーン(イングランドvs ドイツ)
BoxParkというパブリックビューイング施設のスターリングとケインのゴールの瞬間!
Shoreditch
Croydon
Wembley
にあります。
ウェンブリーは昨日は試合前までしか解放していなかった。お近くにいる人は是非体験して欲しいファン体験!#ENGGER
pic.twitter.com/PntUpH7PFm— Tadashi Sakai (footbezzies) (@t_sakai0103) June 30, 2021
今はコロナで着席のみ(結局興奮してゴール時には立ってしまいます笑)、入場数にも制限をかけていますが、ワールドカップ2018の準決勝は下の動画のように1階メインフロアは全員スタンディングで応援していました。
BOX PARK チケット購入方法
通常時はホームページからイベントを選択してカード決済(先着順)と一般的な販売方法ですが、ユーロ2020の決勝トーナメントからはBOX PARKの会員登録が必要となり、さらにイングランドが勝ち進んだことで外部のチケットサイトを通した抽選制になりました。
決められた販売時間になったら購入したい席種を選んで抽選に申し込みます。後は当選するのを待つのみです。
準決勝のイングランドvsデンマーク戦は35,000人の抽選申し込みがありましたが、その内の1%しか入場できないそうです。これは1つの施設での数字なので、トータル10万人を超える申し込みがあったかもしれません。
Trafalgar Square Fan Zone(トラファルガースクエア・ファンゾーン)
もう1つおすすめのパブリックビューイング会場は、EURO 2020 Trafalgar Square Fan Zoneです。
ここはゴッホのひまわりの絵などが展示されている「ナショナル・ギャラリー(国立美術館)」のすぐ外の「トラファルガー・スクエア」という広場です。
ロンドン中心部のトラファルガー・スクエアのファンゾーン⚽ https://t.co/zKDUWDZoUq
— Tadashi Sakai (footbezzies) (@t_sakai0103) July 6, 2021
普段はスクリーンやベンチは設置されていませんが、ワールドカップやオリンピックなどの大きなイベント時にはパブリックビューイング会場として臨時で設営され、おおいに賑わいます。屋内とはまた違う、屋外ならではの解放感のある会場です。
日本だと屋外イベントは雨の影響を受けますが、普段からあまり傘をささないイングランド人は雨なんてお構いなしです。
最後に
本来ならば2020年の夏に開催されていたユーロ2020。長く厳しいロックダウンから解放されたイングランド国民が今大会をどれだけ楽しみにしてきたか、そして悲願の優勝をどれだけ心待ちにしているかが分かります。
ワールドカップ2018でもベスト4と大舞台での力強さを発揮しているイングランド代表が悲願のウェンブリースタジアムでの優勝をするのか、楽しみで仕方ありません。
来年にはユーロ女子2022(UEFA欧州女子選手権2022)がイングランドで開催されます。女子イングランド代表も優勝できる実力があります。もし来年以降にロンドンを訪れる機会があれば、ユーロ女子2022やプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ等のビッグマッチをBOX PARKで観戦してみてください。
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