レヴァークーゼン女子セカンドチームから女子ブンデスリーガデビューを目指す

2023-24シーズンの途中からレヴァークーゼンの女子チームに所属している女子留学生がいます。
クラブからの評価も高く、翌シーズンのトップチーム登録を目指しています。

彼女は高校2年生の時に短期サッカー留学でトライアルを受け、高校3年生の冬に長期留学でドイツに渡りました。
短期留学から長期留学までの様子をお伝えします。

ケルン女子チーム(FC KÖLN Women)

ケルン女子のトップチームは女子ブンデスリーガ(ドイツ女子サッカー1部)に所属しています。
2019~2021年までWEリーガーの平野優花選手が所属していました。

セカンドチームはケルン女子チームの若手選手で構成されています。
短期留学した2022-23シーズンは女子ブンデスリーガ2(ドイツ女子サッカー2部)に属しており、若手チームとしては最上位リーグに参戦していました。

ケルン女子セカンドチーム練習参加

若手選手とは言え、写真や動画の通り平均身長はとても高く、フィジカル負けしない大柄な選手がたくさんいます。彼女は日本では大きな方でしたが、ドイツに行くと平均かそれ以下になってしまいます。しかし足元の技術や対人の強さなどが評価されオファーをもらいました。

レヴァークーゼン女子チーム(BAYER 04 LEVERKUSEN Women)

レヴァークーゼンのトップチームは、ケルン女子と同じく女子ブンデスリーガ(ドイツ女子サッカー1部)に所属しています。
2021年には、なでしこジャパンの田中美南選手が所属していました。

セカンドチームも同じように若手選手で構成され、女子レギオナルリーガ(ドイツ女子サッカー3部)に所属しています。

レヴァークーゼン女子セカンドチーム練習参加

こちらも監督やコーチ陣から高い評価をいただきましたが、最終的な決断は帰国して再渡航する際に決めることとなりました。

長期サッカー留学から選手登録

短期留学から帰国して、高校卒業後のドイツ再渡航も視野にあったかと思いますが、なるべく早く海外でプレーする必要があると考え、高校3年生の冬に本留学することを決断しました。
なかなかこの年齢で決断するのは難しかったと思いますが、海外でプレーするには若いに越したことはないので素晴らしく立派な決断だと思います。

練習参加のフィーリング的にも希望はケルン女子チームを希望していましたが、2023-24シーズンからセカンドチームは3部に降格してしまいました。
さらにコーチ陣も退任しており、再度考え直す必要がでてきました。

監督の交代が流動的なヨーロッパではコーチ陣がいなくなることはよくあることですが、実際に起きるとなかなかメンタル的にも難しいものです。

その後、再度レヴァークーゼン女子セカンドチームの練習に参加しました。
短期留学した時の彼女の印象もしっかりと覚えてくれていて、改めてオファーをいただき、最終的にレヴァークーゼンに所属することになりました。

すでに選手登録は済んでおり、試合にもスタメンで出場しています。

最後に

2023-24シーズンはケルンもレヴァークーゼンもセカンドチームは3部、トップチームも1部とそれぞれ同じリーグに所属しています。
トップチームはレヴァークーゼンの方が強豪で、セカンドチームも降格してきたケルンと同じような順位につけているので、トップチームデビューを考えると結果的にレヴァークーゼンに加入できたのは大きかったかもしれません。

レベルが高くなるとその分、トップチーム昇格のハードルも高くなりますが、もしレヴァークーゼンでブンデスリーガデビューできた際には日本だけでなく世界からも注目されることになると思います。

女子ブンデスリーガはヴォルフスブルクとバイエルンの2強時代が続き、最近ではその後にフランクフルトとホッフェンハイムが続くという状況です。
女子チャンピオンズリーグ予選には3位までが出場できます。
レヴァークーゼンは毎年5~7位を行き来していますが、今シーズンは3位と勝ち点6差と力の差を縮めてきているので、数年後には女子チャンピオンズリーグの道も開けるかもしれません。

今シーズンの残りでさらなる活躍をみせて、トップチーム昇格を果たしてほしいと思います。


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