この数年で日本代表選手の多くがヨーロッパのクラブに移籍し、各国のトップリーグの試合でも当たり前のように日本人選手を観る事ができるようになりました。
日本人選手が増えると注目されるのが、日本人対決です。
少し前ですと、
イギリスでは、吉田麻也選手(サウサンプトン)vs 岡崎慎司選手(レスターシティ)
イタリアでは、長友佑都選手(インテル)vs 本田圭佑(ACミラン)
ドイツでは、香川真司選手(ドルトムント)vs 内田篤人選手(シャルケ)
などの日本人対決は特に注目カードとしてメディアでも多く取り上げられました。
近年では、ドイツ、スペインにサッカー留学をする選手も増え、プロリーグ以外でも日本人対決が観られるようになりました。
今回は、以前にドイツサッカー5部リーグの環境で紹介したTSV Meerbuschと本拠地が近くにあるDüsseldorf-Westの日本人対決を視察してきました。
ドイツ5部リーグで実現した日本人対決
改めて、今回視察してきた試合は、TSV Meerbusch と Düsseldorf-West の一戦です。
会場はDüsseldorf-Westです。
ここでも当たり前の様にお客さんとスカウトマンが視察に来ていました。
どちらも日本人選手が所属しており、2人とも先発フル出場でした。
結果は、アウェーのTSV Meerbuschの日本人選手がゴールを決めるもホームのDüsseldorf-Westが終了間際に劇的なゴールを決めて2-1で勝利しました。
試合内容は、なかなかボールが落ち着かない展開でしたが、平均身長180cmはある大型選手のぶつかり合いは5部でも迫力があります。
日本の2選手とも体をうまく使い、ドイツサッカーにしっかりと馴染んでいました。両チームの攻撃のキーマンとして起用されているようにも見えました。
ドイツでは、5部リーグ試合でも、試合後にはカンファレンスが開かれ、お互いの監督によるマッチプレビューが行われます。
さらにドイツリーグでは、プロだけでなく、セミプロ、アマチュアリーグにおいても全ての試合は試合後に審判がデータをまとめており、試合結果だけでなく、全選手名、得点者、交代選手、各スタッツなど、詳細に記録された情報を一つのサイトで管理し、誰でも閲覧できるようにしています。そのため、スカウトは旬の選手を簡単に探し出し、視察に行く事ができます。
まとめ
現地エージェントも言っていましたが、セミプロの選手にとっては、5部から4部への壁がやはり一番高く、ここをどう超えていくかがサッカー留学生の課題だと思っています。(4部から昼練習が入りプロ扱いのところが多くなります)
上位クラブのスカウトマンはどんな時でもあらゆる選手を追いかけています。
その時に、圧倒的に目立てるか。自分の良さを出し切れる力があるか。
それ以前に自己分析を徹底し、ドイツの地で自分がスカウトの目に留まるために輝けるプレーとは何か。それをより追求し落とし込み、トレーニングへのモチベーションにする必要があると思います。
アマチュアからセミプロ、そしてプロになるためにはそれぞれ違う課題が出てきます。
考えるトレーニングも必要ですし、自己表現力も大切なスキルになってきます。
U19,U23の選手は、初めから体格差の違う社会人リーグで戦うのではなくブンデスリーガのユースチームに所属できると、本格的な指導環境下で学べるためより成長が促されるかと思います。
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