現地ドイツ人エージェントの選手が所属する5部クラブの本拠地を見学させてもらいましたので、紹介したいと思います。
ドイツでサッカー留学・移籍を考えられている方に、5部のグラウンド環境や本拠地の雰囲気を知ってもらえればと思います。
まず、ドイツサッカーリーグのピラミッドですが、ドイツサッカーリーグの最上位は、ご存知、ブンデスリーガ(Fußball-Bundesliga)です。
続いて、
2部:ブンデスリーガ 2(2. Fußball-Bundesliga)
3部:リーガ(3. Liga)
4部:レギオナルリーガ(Regionalliga)
5部:オーバーリーガ(Fußball-Oberliga)
6部:ランデスリーガ(Landesliga)
ドイツリーグ5部とは?
名称:オーバーリーガ(Fußball-Oberliga)
リーグレベル:5部
リーグ数:14リーグ
チーム数:18チーム / 1リーグ
つまり、14リーグ×18チーム = 252チームが5部レベルに所属しています。
日本の5部というと、J1 → J2 → J3 → JFL →『地域リーグ』が相当し、日本の地域リーグは、9つのリーグに分けられています。
1部と2部を持つ地域もあるため、1部の数だけで計算すると、チーム数は80。
ドイツリーグ5部は日本の3倍以上のチーム数を持っていることになります。
面積は日本よりはるかに大きいですが、人口は8300万人と日本より少ない。
それを考えるとやはりドイツのサッカーに掛けるパワーは相当なものです。
ドイツ5部クラブ(TSV Meerbusch)の環境について
今回ご紹介するクラブは、『TSV Meerbusch』
ホームページ:https://www.tsv-meerbusch.de/sport/fussball/
U7,U9,U11,U13,U15,U17,U19のアカデミー、ユースチームと社会人のチームがあります。
【本拠地】
グラウンドの外には看板があり、奥にホームグラウンドが見えます。
【人工芝グラウンド】
冬場など、天然芝が荒れやすい時期は主にこちらのグラウンドで練習します。
【天然芝グラウンド】
この時は、アカデミーが練習をしていました。
【クラブハウス】
クラブハウスの中には軽食が食べれるバーがあります。
冬の寒い日にはここでホットドリンクを買って観戦できます。子供の練習の終わりを待つ親御さんにも大変ありがたいスペースです。
バーの上には歴代のトロフィーやカップが並べられています。
暖かい日にはここに座って試合を見学するのも楽しそうです。
【スポンサー】
5部でクラブハウス付きのホームグラウンド(人工芝・天然芝)を持ち、それを運用できる理由もこのスポンサーの量を見ればなんとなく分かる気がします。
ドイツのサッカー環境はヨーロッパの中でも1番充実してると言えます。
5部レベルですと、試合会場用のグラウンドと練習用のグラウンドが別の場所にあったり、人工芝のグラウンドのみレンタルだったりする事もあります。
※サッカー環境はドイツの中でも地域や資本力によって異なりますが、ここは平均的な環境です。
グラウンドを4,5面持っている、室内トレーニング施設を持っている、5000人収容できるスタジアムを持っている、という街クラブもあるそうです。
TSV Meerbuschの試合も視察してきましたので、こちらの記事もご覧ください。
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