UefaCライセンス取得を目指し、イングランドに18歳の長野君が留学に来ています。
UefaCライセンスは旧FAライセンスレベル2に代わるイングランドの指導者資格であり、欧州共通の資格です。
UefaC取得のために留学前に準備していたこと、留学後からUefaCライセンス講習参加までの流れを紹介します。
Contents
UefaCライセンス
UefaCライセンスのコース(講習会)に申し込むには以下の条件を満たしている必要があります。
①『Introduction to Coaching Football』もしくは『旧FAライセンスレベル1』を完了
②『Safeguarding Children Course』を完了
③『Introduction to First Aid in Football』を完了
④英語でのスピーキング力、リスニング力が必要
(講習会は英語で行われるため、特にスピーキングとリスニングの英語力が問われます。)
⑤イングランドに住んでおり、イングランドサッカー協会に登録されているサッカーチームでシーズンを通してコーチングしていること
(コース期間中にコーチディベロッパーが視察に訪れます)
UefaCライセンスに関するより詳細な情報は以下をご覧ください。
UefaCライセンス取得準備
イングランド指導者留学前の準備
①~⑤の内、⑤はイングランドにいないとできませんが、①~④は日本でも準備ができる内容です。
①~③もイングランドに来てから受講する方がその場でアウトプットできるので好ましいですが、ある程度英語が分かる人は、①~③のコースを日本で受講しておいても良いと思います。
⑤のハードルはとても高いですが、弊社の提携先の日系のサッカークラブでは現地FAサッカー協会に所属しているため、そこで指導者として活動することができます。
実技試験(実技視察)の様子は以下をご覧ください。
長野君は渡航後なるべく早くUefaCライセンスのコースを受講するために①~③を日本で終わらせ、英語も勉強してきました。
イングランド渡航後に行ったこと
語学学校に通う
それでも現地人と遜色なく話すにはまだまだの英語力だったため、語学学校に6か月間通い、スピーキングとリスニングを強化しました。
さらに現地では日本人とイギリス人のハーフの友達に日ごろから英語を教えてもらっているそうです。
④を満たすために英語力は常に強化する必要があります。
現地サッカーチームに所属
⑤を満たすため、日系のサッカーチームを紹介しました。
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ここでは日本語で指導することができます。
コース受講中にコーチディベロッパーが視察に訪れた際は英語を織り交ぜて指導をします。
現地人によるプライベートレッスンを受ける
UefaBライセンスを持つイギリス人コーチのプライベートレッスンを紹介しました。
RobコーチはUefaBの指導者資格を持っているため、資格に関する相談にも答えてくれます。
Uefaの指導者資格をもつコーチの横に立つことで、実際にどのような英語が使われているか、どのような声掛けをしているか、どのような流れでトレーニングをすすめているかを学んでもらいました。
ロブの指導熱意が素晴らし過ぎて最初は圧倒される留学生も!
日本では見れないレベル!👏
Tkank you always!! @rob_coach82 https://t.co/DSC7z1iyXL
— Tadashi Sakai (footbezzies) (@t_sakai0103) July 16, 2024
過去にも弊社の留学生(選手も指導者も)が何人もお世話になっています。
#サッカー指導者留学 生のためにプライベートレッスン!
Introduction to Coaching Football (旧FA1) を取得し、UefaC (旧FA2)ライセンスの準備中ですが、レッスンはさらにその先のUefaBの内容を元に指導してもらいました。
貴重な情報を取りこぼさないように必死にメモ📝#イングランドサッカー留学 pic.twitter.com/nhD4d2FvgK— Tadashi Sakai (footbezzies) (@t_sakai0103) March 23, 2022
日本人に対して分かりやすい英語を使って情熱をもって教えてくれます。
🏴イングランドのプライベート(グループ)レッスン⚽️
Uefaの指導者資格を持ち、体育教師もしていたので幅広いカテゴリー、ジャンルの指導が可能!
メチャメチャ丁寧で分かりやすい英語を使ってくれる!
Thank you Rob!#イングランドサッカー留学#女子サッカー留学
— Tadashi Sakai (footbezzies) (@t_sakai0103) March 9, 2023
UefaCライセンス申込
当初は、留学早々にUefaCライセンスに申し込む予定でしたが、なかなか英語に自信が持てず英語力を伸ばすことに時間を費やしました。
さらにロンドンの講習会場は、コース日程が発表されるとすぐに満枠(売り切れ)になってしまうため、なかなか申し込みができずにタイミングを逃してしまいました。
申し込みができたのは渡航から約8か月後でした。
これからオンラインと対面の講習会がスタートしていきます。
その様子はSNSでも発信していきますので、そちらからご確認ください。
最後に
当初の予定では渡航後3か月ほどでお申込みが完了して講習会にも参加している予定でしたが、なかなか予定通りにはいきませんでした。
やはり日本で学んでいる英語と現地人の英会話では想像以上の差があり、多くの日本人留学生が苦戦するところです。
なるべく日本でも生の英会話(できることならイギリス英語)に触れ、実戦形式の英語力を積んできて欲しいと思います。
しかし、日本でイギリス英語を学べる場所は限られていますし、英会話スクールの授業料はとても高いので、英語に自信のない方はイギリスの語学学校で集中的に勉強することをお勧めします。
これまではイギリスに長期滞在するには語学学生ビザの最大11ヵ月が限界でしたが、昨年からYMS(Youth Mobility Scheme)ビザの取得が容易になったため、2年間の滞在ができるようになりました。
そのため資格を取るのに余裕を持って挑めます。
語学学校に通い英語力をしっかりと付けてからUefaCライセンスの講習を受けられるので、安心して準備ができます。
UefaCライセンス取得、サッカー指導者留学を考えられている方は、
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