UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League)について

UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League)について簡単にまとめました。

UEFAに加盟している55協会の代表チームが参加する大会。

初大会は、今年の2018-2019大会(以降はW杯とEUROのない隔シーズンに開催される)で次回は、2021-2022大会となっている。

大会方式

大会方式:UEFAランキングによって

最上位リーグをA(12チーム)とし、

以後、B(12チーム)C(15チーム)D(16チーム)と

4つのリーグに分けられる。

A~Dの各リーグをさらに4つのグループ(1~4)に分けられる。

各リーグ内のグループ1位どうし(4チーム)によってプレーオフ(トーナメント)

が行われ、優勝チームが決定する。

A~Cの各グループの最下位は、次大会から下位リーグに降格

B~Dの各グループの首位は、次大会から上位リーグに昇格

UEFAの狙い

これまでの各国リーグ戦の合間に行われるフレンドリーマッチでは強豪チーム同士の対戦においても本気度が下がってしまう傾向があり、観客動員数の減少にも影響していた。

基本的に、ファンもワールドカップ予選やユーロ予選ではない各国の試合は会場に足を運んでまでは見たくないと考える傾向にある。

ランキング上位チームと下位チームの対戦であればなおさらのことである。

各クラブチームからもフレンドリーマッチの意味について長く議論されていた。(選手のサラリーはクラブが出している。怪我をされたら困る。など)

そんな中、こういった状況を改善していくために今年から開催されるのがUEFAネーションズリーグである。

注目ポイントは、ランキングによって分けられたチーム同士の戦いになるため、毎試合が好カードになること。

そしてこの試合が単なるフレンドリーマッチではなく、翌年のワールドカップもしくはユーロへの出場権がかかっているため、真剣勝負の戦いであること。

ランキング下位の国にも本選に参加できる可能性が出るためヨーロッパ全体のレベルの底上げにもつながる。(これまでランキング下位のチームは、予選ではほぼ間違いなく上位国との対戦があるため本選に出場することは不可能に近かった。)

今年が初開催となる、UEFAネーションズリーグ、どの国が優勝するのか。

また、どの国がユーロ本選へのサプライズ国となるか注目してみたい。

※先日はイングランドがスペインを撃破し、イングランドメディアは大盛り上がりでした!

留学中の方、これから留学される方、一度スタジアム観戦に行ってみてはいかがでしょうか!?

<追記>

準決勝の組み合わせは、

ポルトガル – スイス (3-1)

オランダ – イングランド (3-1)

準決勝、決勝はポルトガルで開催される。

決勝の組み合わせは、[ポルトガル] – [オランダ] に決まりました。

日本時間で2019年6月10日の03:45 Kick off
決勝の会場はFC PORTOの [ Estádio do Dragão, Porto ]

Estadio do Dragao | Santi Villamarín | Flickr