これまでにも『FA指導者ライセンスレベル1』や『Safeguarding Children』についていくつかまとめてきましたが、より導入編である『THE FA INTRODUCTION TO SAFEGUARDING』を受講したので、概要や受講方法についてまとめます。
THE FA INTRODUCTION TO SAFEGUARDING
コース概要
『THE FA INTRODUCTION TO SAFEGUARDING』は各FA指導者ライセンスに出てくるSafeguarding Childrenの導入編で、オンラインコースです。
推奨年齢は、16歳以下のこれから各FAライセンスを取得する若手指導者向けになっています。(イギリスの指導者ライセンスは16歳から取得可能)
ですが、日本人でこれからサッカー指導者留学を考えている方、FA指導者ライセンスレベル1の取得を考えている方は、英語にも講義にも慣れるために先に受けておくと良いと思います。
※これを受けなくてもFA指導者ライセンスレベル1の受講は可能です。
コース内容
コース内容ですが、
「Neglect」:無視、軽視、放置
「Bullying」:イジメ
「Physical abuse」:身体的ダメージ
「Sexual abuse」:性的ダメージ
「Emotional abuse」:感情的ダメージ
これらの5つについて学んでいきます。
上記5つは日本語にすると、似てるものや近しいものもあるため、少し混乱しがちですがそれぞれの定義をしっかりと覚える必要があります。
コースの所要時間は1時間程ですが、英語力がないと2時間ぐらいかかると思います。
コース受講方法
まずは、FA(イングランドサッカー協会)の会員になる必要があります。
会員ナンバーでログイン後、コチラのサイトに入ります。
説明分をしっかりと読みながら下にスクロールしていき、一番下のコチラをクリックすると別ウィンドウが立ち上がります。
一つずつ理解して進んでいきましょう。
コースは5人の悩みをもった若者に対して、1人ずつ、どうアドバイスをしていくかというストーリー仕立てで進んでいきます。
コースを完了すると「CERTIFICATE(終了書)」をダウンロードできるようになります。
受講後、3年間は何度でも自由に受け直す事ができます。
まとめ
このコースでも取り上げられていますが、イングランドサッカー全体が、子供たち(選手だけでなく、指導者や審判も)を守るための活動をしており、子供たちがサッカーを楽しめるための環境や仕組みが作られています。
Safeguarding Childrenとは「子供たちを守る」事ですが、この子供たちとは、選手だけでなく、若手の指導者や審判も含みます。日本にいるとあまり目にしませんが、海外では高校生年代の監督やコーチ、審判が当たり前に存在します。若くして選手ではなく、そっちの道に進む選択肢を持てるのも、育てる環境と守る環境があるからだと思います。
導入編ではありますが、「猛暑日にトレーニングをする」「個人レッスンをする」など、日本で日頃から当たり前のように行われている事に対して、改めて疑問を持つ事。改善点がある事。を再認識させられる部分もありました。
冒頭にも言いましたが、これからサッカー指導者留学を考えている方、FA指導者ライセンスの取得を考えている方は、受講される事をオススメします。
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