プレミアリーグが注目されがちなイングランドサッカーですが、女子サッカーリーグも熱い戦いが繰り広げられています。
下記はアーセナルvsマンチェスターUの試合です。
人気の試合になると、報道陣もたくさん詰め掛けてきます。
数年前には、なでしこジャパンの永里優季選手(チェルシー登録時:大儀見優季)、近賀ゆかり選手(アーセナル)、大野忍選手(アーセナル)が活躍していました。
そんなイングランド女子サッカーリーグですが、なかなか日本には情報が少ないというのが現状です。
今回は、イングランド女子サッカーリーグの概要について書いていきます!
Contents
FA Women’s Super League
まずリーグの名前ですが、日本語で、FA女子スーパーリーグ。
英語で、FA Women’s Super League(FA WSL)と言います。
公式サイトはこちらです。
このリーグはイングランドサッカー協会(FA)により運営されており、FA WSLの上位2チームは、UEFA女子チャンピオンズリーグにも参加することができます。(UEFA女子チャンピオンズリーグはこちら)
男子のプレミアリーグに相当するリーグが女子ですとFA WSLで、以下のような構成となっております。
1部:FA WSL(FA Women’s Super League) 11チーム
2部:FA WC(FA Women’s Championship) 11チーム
3部相当:FA Woman’s Premier League Northern Division 13チーム
3部相当:FA Woman’s Premier League Southern Division 12チーム
元々、イングランドの女子リーグには、FAによって開催されているFA女子プレミアリーグ (FA Women’s Premier League)が、最上位リーグとしてありました。
しかし、2011シーズンから上記のFA 女子スーパーリーグ(FA WSL)が発足し、2部相当に。
さらに、2014シーズンからFA 女子スーパーリーグ(FA WSL)が2部制となったため、FA女子プレミアリーグは3部相当になりました。
ちなみに2部のFA Women’s Championshipは2017年までは、FA Women’s Super League2という名称でした。
2018-2019シーズン WSLとWCの参加クラブ
<FA WSL>
Arsenal Women Football Club(アーセナル)
Birmingham City Women F.C.(バーミンガム・シティ)
Brighton & Hove Albion Women Football Club(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン)
Bristol City Women’s Football Club(ブリストル・シティ)
Chelsea Football Club Women(チェルシー)
Everton Women Football Club(エヴァートン)
Liverpool F.C. Women(リヴァプール)
Manchester City Women’s Football Club(マンチェスター・シティ)
Reading Football Club Women(レディング)
West Ham United Women Football Club(ウェストハム・ユナイテッド)
Yeovil Town Women Football Club(ヨーヴィル・タウン)
<FA WC>
Aston Villa Women Football Club(アストン・ヴィラ)
Charlton Athletic Women’s Football Club(チャールトン・アスレティック)
Crystal Palace Ladies Football Club(クリスタル・パレス)
Durham Women Football Club(ダーラム)
Leicester City Women Football Club(レスター・シティ)
Lewes Football Club Women(ルイス)
London Bees(ロンドン・ビーズ)
Manchester United Women Football Club(マンチェスター・ユナイテッド)
Millwall Lionesses Ladies Football Club(ミルウォール・ライオネセス)
Sheffield United Women Football Club(シェフィールド)
Tottenham Hotspur F.C. Women(トッテナム・ホットスパー)
レギュレーション
【UEFA女子チャンピオンズリーグの出場資格】
シーズン終了時
FA Women’s Super Leagueの上位2チーム
【昇格・降格】
<WSL・WC>
リーグ終了時
WSLからの降格はない
WCの上位2チームはWSLに自動昇格
<3部>
リーグ終了時
2部と3部での入れ替え戦はない。
(注)上記は2018年現在でのルール
FAが多くの施策を打ち、プロ化、リーグ名の変更、開催時期の変更、チーム数の増加を計っているため、今後もいくつかのルール変更がありそうです。
3部リーグまで入れると約50チームが登録されています!
女子イングランド代表への貢献
実際に、FA WSLが発足されてからのイングランド代表女子サッカーの世界ランクも上がってきており、2015年の女子サッカーワールドカップで3位(それまでの過去最高:ベスト8)の成績を残し、2019年ワールドカップでは決勝進出、そして優勝という国民の期待がかかっています!
※2019年2-3月にアメリカ、日本、イングランド、ブラジルの4ヵ国で行われたSheBelievesCup(シービリーブズカップ)ではイングランドが優勝しました。
最後に
女子サッカーの環境や待遇面も少しずつ改善され、国際大会でも実績を積んでいるサッカー女子イングランドは世界から注目を集めています。
今シーズンは日本人選手は在籍していませんが、(短期のサッカー留学でチェルシーに練習参加した選手はいます)
ヨーロッパ各国から移籍やサッカー留学でイングランドに来る選手も多くいます。
こちらはイングランド女子1部リーグのウェストハム・ユナイテッドWFCに挑戦しているスイス代表の19歳 Alisha Lehmann選手(赤のユニフォーム)です↑
他にも韓国選手などの海外選手の活躍により、2018-2019の女子FAカップでは見事決勝進出を果たしました。
イングランド好きの皆さんは、ぜひ女子サッカーにも注目してみてください!
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