以前、イングランド代表の若手世代の活躍とイングランドの女子サッカーリーグについて書きましたが、はたしてサッカー イングランド女子代表(ライオネセス)はどうなのか。
ワールドカップでの優勝経験などはあるのか。
あまり検索しても海外の女子サッカーについての日本語情報が出てこないため、いろいろと調べてみました。
ワールドカップ予選の英国ダービーにはたくさんのお客さんが詰め掛けます。(vsウェールズ)
イギリス国内同士の戦いは日韓戦のようにかなりの盛り上がりになります。
イングランド女子代表の大会戦績はこちらです。
<女子ワールドカップ>
1991 – 予選敗退
1995 – ベスト8
1999 – 予選敗退
2003 – 予選敗退
2007 – ベスト8
2011 – ベスト8
2015 – 3位
<UEFA欧州女子選手権>
1984 – 準優勝
1987 – ベスト4
1989 – 予選敗退
1991 – 予選敗退
1993 – 予選敗退
1995 – ベスト4
1997 – 予選敗退
2001 – グループリーグ敗退
2005 – グループリーグ敗退
2009 – 準優勝
2013 – グループリーグ敗退
2017 – ベスト4
※1984年にヨーロッパ女子サッカー競技会( European Competition for Women’s Football)として始まり、1991年からUEFA主催の大会に変更され、現名称に。
1997年以降は4年に1度の開催となっている。
優勝経験がないのもそうですが、欧州予選敗退による大会不参加やグループリーグ敗退が多く、安定して上位に食い込んできている印象もなく、強くないんだな~とゆうのが正直な感想です。
しかし、ワールドカップと欧州選手権の直近の大会では、
2015年W杯:3位
2017年欧州:ベスト4
と結果が出ています。
これは、単なる偶然や運ではなく、イングランドサッカー協会の育成計画による賜物なのです。
以下が育成計画・改革の流れです。
2011年に女子リーグのチーム数を増やすべく、FA WSLの新設。
そして、2012年には国立フットボールセンター(セント・ジョージズ・パーク)の設立。
この大きな2つのプロジェクトにより、各クラブ・各リーグの選手層の強化によるレベルアップ、練習施設、インフラの整備によるトレーニングの質の向上が可能となりました。
あまりニュースにはならない女子W杯のヨーロッパ予選でも着実に勝利を積み重ね、直近のFIFAランキングは3位(2018年9月発表時点)まで浮上。
2018年3月には過去最高の2位にまで上がった事もあります。
2019年2-3月にアメリカ、日本、イングランド、ブラジルの4ヵ国で行われたSheBelievesCup(シービリーブズカップ)ではイングランドが優勝しました。
2019年に開催される女子ワールドカップへの出場も決めており、
ヤング・ライオンズのワールドカップ優勝に続き、ライオネセス(雌ライオン)のワールドカップ優勝も大いにあり得る。
むしろ大本命と言ってもおかしくないと思う。
Football Is Coming Home!!
女子サッカー留学に興味のある方は、
または、公式LINEアカウント
モバイル:【@966xtdsg】
PC :【https://page.line.me/966xtdsg】
からメッセージください。