以前に紹介した『サッカー留学生活あれこれ ~プレミア体験が凄い~』の続編として、今回は、三宅君にフォーカスして留学生活と留学生の声をお伝えします。
三宅君はFA指導者留学コースで留学しました。
Contents
留学生アンケート
Q:年齢
A:21歳
Q:留学コース
A:FAレベル1指導者留学コース
Q:FAライセンスのレベル
A:FA1(サッカー指導者ライセンス)
Q:FAを受講しようと思われた理由/きっかけ
A:正直に言うともともと大学からイギリスに語学留学するのでついで
Q:留学期間
A:1ヶ月
Q:FAコースについて
A:講師が行う英語の説明自体は相当な語学力がないと全てを聞き取る
Q:LJJFCの指導実践についての感想
A:私自身が指導したのは一度だけであまり上手くいった手応えはなかったです。LJJFCの子たちの練習に混ぜてもらったという解釈の方が正しいと思います。
一緒にサッカーをしている中で上手いなと感心することもあったりアドバイスをしてみたりと私自身も一緒になってサッカーを楽しむことができました。この年代で異国の地でサッカーができるという環境があるのはとても羨ましいですしこの環境を大事にしてほしいです。
ただ、同時に日本人であるということは忘れないでほしいなと思います。挨拶であったり、時間を守るであったり日本の良い部分は継続して忘れないでほしいです。
Q:留学後の進路やキャリア
A:進路については、私自身海外という志向が強いので海外に行こうと考えています。どの方法で行くかは今検討中です。
私の目標は生涯サッカーに関わる仕事がしたいので世界のサッカーに触れたいなと考えています。
この留学が目標への第一歩になったと思っています。
Q:語学学校の評価
A:★★★★☆(4/5)
馴染みやすい環境でした。
先生も生徒も皆良い人ばかりで楽しかったです。
Q:ホームステイの評価
A:★★★★★(5/5)
最高のホームステイでした。
Q:その他、留学に関してのご感想をお願いします!
A:私の一番のカルチャーショックはu-9の試合を観たことです。あの日は忘れることはないです。日本でいう小学2年生がプレミアリーグさながらのスライディングを受けたりユニフォームがドロドロになりながら最後まで戦ってる姿を見て胸を打たれました。
あのような試合を日本でみることは今のところないでしょう。
ハプニングはたくさんありました。
苦労も正直たくさんありました。
けどそれを上回る経験に変わりました。
留学を考えている人に伝えるとしたら英語にしてもサッカーにしても自信はいらないと私は思います。私自身、なんの自信もなく裸の状態でイギリスに来ました。でもここに来ると1人の人間として無力さを感じますし日本と違う文化を経験することができます。
それだけでも先の人生にプラスに働くと思います。そして1人じゃないです。行動次第で誰かが助けてくれます。私自身、現地で出会った友達であったりLJJFCの方、ホームステイの方の助けなしでは1ヶ月過ごすことはできなかったです。
海外に出るという勇気だけあれば後はどうにかなります。頑張ってください
留学生活
三宅君とは関西で留学面談をした後、電話やメールで詳細をつめていきました。元々は大学の1ヶ月の留学プログラム(オックスフォード留学)の滞在中にFAの指導者ライセンスを取得する予定でしたが、大学の留学プログラムが急遽中止になってしまい、そこから語学学校やホストファミリー等の留学の全てをサポートする事になりました。渡英の10日前でしたが、何とかすべてが間に合いました。
空港でお迎えした後は、タクシーでホストファミリー先まで一緒に向かい、挨拶をします。
ホストファミリー
急遽受け入れてくれたホストファミリーですが、これが見事に当たりでした。
少し女の子向けのデコレーションですが、お部屋はとても綺麗に整理されていました。
三宅君も言っていましたが、本当の息子のように愛してくれたそうです。
ホームステイの場所や部屋のタイプは選べますが、ホストファミリーの個性までは行ってみないと分かりません。人と人との愛称でもあるため、まずは自分から先に相手に対して感謝の意を示す事が大事です。ホストファミリーとの関係性を築く事で、留学生活をより楽しく過ごせるようになります。
FAサッカー指導者ライセンスレベル1取得
留学前から英語には自信がなく、最悪はコースから除外されてしまう事も覚悟していた三宅君ですが、講習会初日に、自ら英語が得意でない事をみんなの前発言し、多くの助けを貰いながら見事に取得する事ができました。
彼の素直なキャラクターがサポートしてくれる仲間を作ったんだと思います。
さらにチューター(講義の担当者)とも仲良くなり、チューターが教えているチームの試合にも招待されました。
試合会場は、行ったことがない場所であり、日本人が1人もいない環境なので、躊躇してしまう人もいますが、チューターの招待にも喜んで足を運ぶフットワークの軽さで、他の人ができない経験を手にしていました。
実際、FAのチューターと仲良くなるのは将来的に見てもとても重要な事です。
もし、将来イギリスでサッカーに関わりたいのであれば、サッカーに関わる現地の人と繋がっておくことが何より大事になってきます。チューターと仲良くなる。チューターの知り合いと仲良くなる。そうやって現地のサッカーのネットワークを広げる事は間違いなく財産になっていきます。
語学学校
英語が苦手な事を自覚していた三宅君は、留学前からフルタイムコース(1日6時間/週5日)で語学学校を申し込みました。将来的に長期留学を考えられていたので、良い計画だったと思います。
学校にも長く居た分、関わる人が増え、友達もたくさんできました。なぜかブラジル人の友達が多いみたいで、波長が合うとか(笑)。ほとんどのブラジル人がサッカー好きなので話も盛り上がりやすかったそうです。
その他の留学生活
サッカー観戦
先程のチューターの試合だけでなく、たくさんの試合を見に行きました。
【チェルシーU18 vs ミルウォールU18】
スタンフォードブリッジでの開催だったため、超良席で観戦する事ができました。将来トップチームで活躍するであろうダイヤの原石がたくさん出場しています。この日は出場はありませんでしたが、ギルモア選手もベンチ入りしていました。
【アーセナルU23 vs マンチェスター・シティU23】
怪我明けで調整中だったレロイ・サネ選手の目の前でのプレーや、同じ大学生年代のプレーヤーのレベルの高さに衝撃を受けていました。
LJJFC サッカー指導者研修
指導者留学プランに含まれている、LJJFCでの指導研修にも参加しました。
ホームグラウンドのトレーニングだけでなく、アウェーのトレーニングマッチにも帯同しました。この日は「Rectory Park」という会場で試合が行われました。
観光
【グリニッジ天文台】
ロンドンの郊外にあるグリニッジは世界遺産にも登録されており、世界の時間の基準となっている場所です。
この場所が経度の原点(0度)であり、ここを中心に東半球、西半球と定められます。
この線(東半球と西半球)をまたいで写真を撮る観光客がたくさんいます。
少し高台にあるグリニッジ天文台からの眺めはとても良く、春から夏には丘で寝転がって休憩するの人が多く見られます。とても気持ちが良いです。
奥にはロンドン中心地のビルを眺めることができます。
まとめ
語学力や言語力が高いとは言えなかった三宅君ですが、人に好かれる・人を味方に付ける能力は誰よりも長けていました。さらに自分の弱点をさらけ出せる事も彼の能力の一つだと思います。そうして語学力を習得し、サッカーに関わる人々との関係を構築していくスピードは圧倒的でした。
いざ海外に行ってみてもどうしても話せない事に対しての羞恥心は出てしまいます。しかしそこをいかに早く取っ払って輪に入っていくかが重要です。特に短期留学は時間との勝負になります。
将来的に長期留学を考えているので、またお会いできるのを楽しみにしています。
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