2026年より弊社にて新たに紹介することになった『Claremont School (クレアモント・スクール)』の校長先生や学校スタッフ、寮母さんらと挨拶をして各施設を見学してきました。
Claremont School(クレアモント・スクール)では特に舞台芸術とサッカーアカデミーに力を入れており、それぞれの施設は規格外の充実度。受付から校長先生までどのスタッフもとてもフレンドリーでホスピタリティに満ち溢れた学校です。
ここでは学校の教育と施設に関して紹介しますので、これからイギリスの中学留学や高校留学を検討されている方はご参考ください。
サッカーアカデミーをまとめた記事はコチラをご参考ください。※近日公開
学生寮をまとめた記事はコチラをご参考ください。※近日公開
Claremont School(クレアモント・スクール)
イギリス・イーストサセックス州にあるClaremont School(クレアモント・スクール)は1925年設立の歴史のある学校です。
学校は小学生/中学生向けのPrep School(プレップ・スクール)と中学生/高校生向けのSenior School(シニア・スクール)の2つの独立した広大なキャンパスに分かれており、年齢ごとに最適な教育プログラムやスポーツ環境が提供されています。
敷地の広さは合計100エーカー以上、東京ドーム約9個分に相当します。
Claremont School(クレアモント・スクール)の教育

Claremont School(クレアモント・スクール)は、学校全体の共通モットーとして『Become Your Best(最高の自分になる)』を掲げています。国際教育グループであるISP(International Schools Partnership)のフレームワークのもと、「好奇心に満ち、自信を持って生涯学び続ける生徒を育てる」という全人的・包括的な教育を軸としています。
5つのコアバリュー/教育理念

Claremont School(クレアモント・スクール)では、学校の全体モットーである『Become Your Best(最高の自分になる)』に基づき、予測不可能なこれからの世界を生き抜く「自信にあふれ、志の高いチェンジメーカー(変革者)」を育てるための土台として、以下の5つの価値観が日々の教育で深く重んじられています。
Courage(勇気)
新しいことに挑戦するリスクを恐れず、たとえ失敗したとしても、それを「大切な学びのプロセス」として捉えて立ち上がる強さを身につけます。
Open-mindedness(柔軟な心 / 広い視野)
自分と他人との「違い」を否定するのではなく、それをそれぞれの「強み」や多様性として受け入れ、尊重する姿勢を養います。
Responsibility(責任感)
自分の行動や学びに責任を持ち、学校コミュニティや環境(エコ・スクール活動など)に対して主体的に貢献する心を育みます。
Integrity(誠実さ)
誰に対しても、そして自分自身に対しても常に嘘をつかず、真摯で誠実であり続ける高潔な人格を大切にします。
Ambition(大きな志 / 野心)
高い目標を掲げ、星に手を伸ばすように自らの可能性を最大限に引き出そうとする意欲を育てます。
これらの教育理念は学術面に大きく反映されています。クレアモント・スクールは学力不問の学校でありながら、2025年には92%の生徒が第一志望の進路(大学や専門機関)へ進学するという高い実績を残しています。
入学時の成績で生徒を判断しないため、すべての生徒にトップ大学(ラッセル・グループなど)への挑戦権や、難関資格への道が開かれています。失敗を恐れずに高い目標へ挑戦する(Ambition)マインドと、厳しい課題にも果敢に立ち向かう強さ(Courage)が授業を通じて養われます。
・Integrity & Responsibility(誠実さと責任感):
ISP(国際教育グループ)独自の学習改善プロセス(LIP)に基づき、生徒は「自分が今どこまで理解できていて、次に何をすべきか」をデータとともに自覚します。自分の学びに責任を持ち(Responsibility)、自分を偽らずに課題に向き合う(Integrity)姿勢が、結果として高い試験実績に繋がっています。
ISP=International Schools Partnershipグループ傘下

クレアモント・スクールは、2018年2月にISPグループの傘下に入りました。これにより、伝統的なイギリスの私立学校の良さを残しながら、グローバルで近代的な教育システムへと進化を遂げています。
※ISP=International Schools Partnershipは世界展開する国際教育マネジメントグループで、世界25カ国・120校以上が加盟しています。
Prep School(プレップ・スクール)概要

住所:Ebden’s Hill, Westfield, Saint Leonards-on-sea, East Sussex, TN37 7PW, UK
設立:1925年設立の歴史のある学校
学生の年齢:7歳~13歳(日本の小学生~中学1年生相当)
※現地のお子様向けにはプレップ・スクールの前段階として幼稚園年代からのコースもありますが、日本人を含む海外からのボーディング生(留学生)の入学は11歳からとなります。
海外/日本人留学生:プレップ・スクールから留学する学生は数名程度とほんの僅かですが、シニア・スクールからは一気に増えます。
Prep School(プレップ・スクール)施設紹介
校舎

イギリスの伝統的なレンガ造りと白と黒の木材が組み合わされたチューダー様式の建物やイングリッシュガーデンが出迎えてくれます。

教室・廊下

どの教室も窓が多く、陽の光がどこからでも入ってくるため常に明るく、自然を感じられます。

イギリスの学校はセキュリティがとても厳しく、敷地に入る時と校舎に入る時どちらにもセキュリティチェックがあるので子供たちの安全が守られています。

体育館

こちらのスポーツホールはリノベーションされたばかりで、フロアや更衣室などが奇麗に生まれ変わりました。さらにゴルフアカデミー用の設備も体育館の2階に設置されました。
グラウンド

天然芝の広大なグラウンドが広がります。サッカーコートにすると6面以上あるそうです。
上の写真の右手の木々の間に小道があるのですが、ここを抜けるとさらに下の写真のようなグラウンドがあらわれます。

訪問時は小さい子供たちが先生と一緒に木々の方に向かって走っていました。森で学ぶフォレストアドベンチャーというプログラムがあるそうです。学校の敷地内で課外活動のような体験ができてしまうのもこの広大な敷地を擁するクレアモント・スクールならではの強みだと思います。
大自然の中、伸び伸びと成長していくことができます。
広大なグラウンドを活用して以下のような学校主催のサッカー大会も開催しています。
プレップ・スクールには日本人を含む海外留学生は11歳から、現地の子供たちは幼稚園から通うことができますが、ここまで自然に囲まれた環境の中で生活できるのは羨ましい限りです。
Senior School(シニア・スクール)概要

住所:Bodiam, Robertsbridge, East Sussex, TN32 5UJ, UK
設立:プレップ・スクールより上の年齢の子供たちに対しても教育を続けるため2011年に新設
学生の年齢:13歳~18歳(日本の中学2年生~高校3年生相当)
海外/日本人留学生:シニア・スクールからは世界各国から留学生が入学してきます。
※日本からの留学生は高校1年生のタイミングで入学するケースが多いですが、中学年代から入学することも可能です。現在留学中の日本人学生もいます。
Senior School(シニア・スクール)施設紹介
エントランス・校舎

Senior School(シニア・スクール)のエントランスはPrep School(プレップ・スクール)とはまた違う雰囲気で重厚感があります。

校内にはたくさんのアートや美術品が飾られていて、日常生活からアートに触れることで自然とデザイン的感性が養われます。

廊下には最近行かれた遠足などのお写真も飾られていました。
教室

科目によって大小様々なサイズの教室があります。

食堂
成長期の子供たちを支える食堂。ビュッフェスタイルで思う存分食べることができます。

校長先生やスタッフやサッカーコーチたちと一緒にランチをいただきました。

ラザニアとジャケットポテトが美味しかったです。筆者が少食のためこれしか写っていませんが、他にもデザートやフルーツがあり、サラダや副菜の種類も豊富でした。

移動式カフェ(常設)

カワイイキッチンカーのカフェがありました。こちらはSixth Form(17歳-18歳)になるとオーダーできるそうですが、17歳でもコーヒーはまだ早いんじゃないかとスタッフも苦笑いしてました。
他にも数学や科学や地理などそれぞれの教室がある他、学生同士が集まって話せる団らんルームまでありました。
クレアモント・スクールでは特に『舞台芸術』と『サッカー』に力を入れており、各施設は目を見張るものがあります。以下に少し紹介したいと思います。
舞台芸術(パフォーミング・アーツ)
校内には演劇やミュージカル専用のシアターが用意されています。

舞台芸術(パフォーミング・アーツ)は学校独自の最大の強みであり、全国的にも極めて高い評価を受けています。

単なる「部活動」や「趣味」の枠組みを大きく超え、プレップ・スクールからシニア・スクールまで一貫した本格的な専門教育、およびプロを目指すキャリアパスが整備されているのが特徴です。

その卓越した功績から、英国の著名なアワードである「Independent School of the Year for the Performing Arts(年間最優秀私立学校賞・舞台芸術部門)」を受賞しています。

演劇だけでなく、ダンスや音楽それぞれの分野においても一流の指導者とプロ仕様の本格的な施設を提供していることが、舞台芸術(パフォーミング・アーツ)がイギリスで評価を受ける理由です。
ダンス
コンテンポラリーダンス(現代舞踊)の分野において、英国を代表する名門ダンスカンパニーおよび学校であるランバート(Rambert Grades)の公式カリキュラムを導入しています。

演劇同様、本格的にプロを目指す生徒のために、Bird Collegeなどの有名ダンス・ミュージカル専門学校への進学ルートが確立されています。
音楽
クラシック音楽の伝統を守りながら、現代的なポップスやEdTech(教育テクノロジー)を融合させた柔軟な音楽教育を行っています。

ピアノ、弦楽器、木管・金管楽器、ギター、ドラム、声楽にいたるまで、専門のインストラクターによる1対1の個別レッスンが充実しており、ABRSM(英国王立音楽検定)の資格取得を強力にバックアップしています。
美術教室

ビジュアル・アート(美術・写真・デザイン)にも非常に力を入れていて校内には生徒の創造性を刺激する本格的なクリエイティブ空間が用意されています。

学生の制作物もみんなが見れるように廊下に飾られていました。
イギリスでは「アートは上流階級だけでなく、みんなに平等に開かれたもの」という考え方が根付いており、主要な国立美術館や博物館の常設展は原則として入館無料です。そういった文化が学校生活でも垣間見えます。
サッカーアカデミー
現在学校では『クレアモント・スポーツ・パーク(Claremont Sports Park)』というプロジェクトが進められています。すでに前述の通りプレップ・スクールの体育館の改装やゴルフアカデミーの新設は完成し、現在はサッカーアカデミーの環境整備に着工しています。
グラウンド

シニア・スクールの学生は現在はプレップ・スクールの天然芝グラウンドやこちらの人工芝を使用していますが、2027年にはフルサイズの全天候型3Gピッチが完成する予定です。
トレーニングジム

トレーニングジムのリニューアルにも着手しています。最新のフィットネス器具を取り入れ、選手の成長に合わせたトレーニングプログラムを提供しています。

スポーツセンター(体育館)

体育館はバスケットボールやバレーボールだけでなく、インドアサッカー(フットサル)として使用することもできます。

プール

プールは屋内型でプライバシーがしっかりと守られています。
中学生留学・高校生留学後の進路
中学や高校から留学することで、高校卒業後の進路も広がります。
卒業後はイギリスや海外の大学に進学される方や日本の大学に帰国子女生として入学される方もいらっしゃいます。
最近では別のボーディングスクールですが、正規留学後に帰国子女枠で上智大学に進学された留学生もいました。
前述の通り、舞台芸術やサッカーなどの専門的なアカデミーを選択された方はプロを目指して大学や専門学校でより実践的、専門的に学ぶこともできます。
サッカーアカデミー生は、提携先のUniversity of Hertfordshire(ハートフォードシャー大学)の『フットボールプログラム』でも継続してサッカーを続けることができます。
こちらは2027年から新設されるサッカーに特化した大学コースです。
一般の留学生も舞台芸術やサッカーアカデミーに参加する留学生も将来は圧倒的な語学力と海外で培った教養と知識、コミュニケーション能力を武器に生きていくことが可能となります。
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