一般的にドイツといったらビールやソーセージ…美味しいものが浮かぶかと思いますが、やはり私にとってのドイツは「サッカー」になります。
そんなサッカー大国ドイツでのサッカー環境はどのようなものなのか、私のサッカー留学経験を元に紹介していこうと思います。
ドイツのサッカー環境
ドイツにはサッカーのチーム数が多いように、グラウンドもとても多くあります。日本だと、県や市が運営している運動場などが多いようにおもいますが、ドイツでは各チームが自分たちのホームグラウンドを持っていて、人工芝と天然芝一面ずつ所有していることが多いです。また、そこにはクラブハウスやカフェが併設されています。
ホームスタジアム
Aachenのホームスタジアム『New Tivoli』は天然芝のグラウンドだけでなく、人工芝のグラウンドも完備されていて、クラブハウスもとても大きいです。観客収容数は約33000人です。ドイツ国内でも有名なスタジアムで、ナショナルチームが試合を行う事もあります。
現在Aachenは男女共にプロクラブではありませんが、プロクラブでなくても整備された素晴らしいグラウンドでプレーができることもドイツサッカーの魅力だと思います。
ドイツのクラブは街クラブとして長年育ってきた背景があるため、プロクラブだけでなく、女子サッカーのアマチュアクラブの情報もこのように毎試合後に新聞に掲載されます。
アウェースタジアム
アウェーのグラウンドも様々ですが、天然芝、人工芝そしてどのチームもしっかりと観客席があるグラウンドがほとんどです。
以下の写真で芝生やスタジアムの環境、周りの雰囲気などを感じ取ってください。
【vs FC Köln II】
【vs Borussia MG II】
【vs FFC Reckling】
【ポカール(カップ戦)の試合】
【vs Herforder SV】
公園の開放
日中やチームのトレーニングが行われていない時間帯には一般の人も自由にグラウンドを使うことができます。自主練をしている人や子供たちが遊んでるのをよく見かけます。サッカー以外にも子供たちの遊び場だったり近くに住む人々が体を動かす場として大きな役割を果たしています。
小学生の時に、公園でサッカーをしてて怒られた事がありますが、ドイツではそのような事はほとんどないように思います。日本では怪我のリスクや騒音問題もありますが、ボール遊びができない公園が増えてきているのは残念に感じます。
また、サッカーのグラウンドだけでなく、街中の公園にもドイツのサッカー文化を感じることができます。ドイツの公園にはフットサル用のゴール位の大きさのゴールが置いてあったり、卓球台の様な少し低めの台をよく見かけます。
動けそうな場所で動いてます。
これは遊び⚽️🏓最近のハマり。最後のは珍プレー👏 pic.twitter.com/MYWwrhQ1JO
— 伊東 莉那/Rina Ito (@_rina1710) March 22, 2020
この台ではもちろん卓球を楽しむこともできますが、『テックボール』というリフティングやヘディングで行う卓球を楽しむことができます。
サッカー観戦
ドイツの週末はプレーを楽しむ人、プロアマ問わず試合観戦を楽しむ人、公園でボールを蹴っていると気さくに話しかけてくる人がいたり、一緒にボール蹴ろうと声を掛けてくれる人がいたりと、些細な所でもドイツ人は「サッカーが大好きなんだな」と感じることが沢山あります。
ブンデスリーガやチャンピオンズリーグの生観戦も大迫力で刺激的ですが、ビール片手にふらっと公園に寄り、芝生に寝っ転がりながらだらだらとサッカーを見るのもサッカー大国且つビールの国ドイツで生活する醍醐味です。
【Jrユースの観戦】
【Leverkusen vs E.Frankfurt 】
【チャンピオンズリーグ BVB vs PSG】
最後に
日本とは少し変わり、サッカーが文化として強く根付いているドイツでしか体験出来ないような事が沢山あります。
海外での生活、サッカーに触れることは様々な面でサッカーに限らず人生のプラスになることが多くあると思います。
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