2024-25シーズンもオランダサッカー留学に挑戦している留学生が多くいます。
その中で、大学1年生を休学して1年間の海外挑戦をしている留学生がいます。
サッカーチームのトライアルから決定までと、語学学校やアルバイトの様子を紹介します。
Contents
オランダサッカートライアル
オランダサッカー 7部-10部
オランダに到着して最初に参加したのは、2023-24シーズンは10部で断トツ首位のクラブです。
ここのクラブはU19チームもあり、さらにコーチ陣の一人は2024-25シーズンから7部のクラブの監督に就任することが決まっていたので、練習参加の様子を見てどのチームに参加できるかを話し合うことになりました。
トレーニングの様子
初日の練習からチームメイトもコーチ陣もとてもフレンドリーに接してくれ、留学生が溶け込みやすい空気をつくってくれました。
留学生もサッカー英語の勉強をしてから留学に来たので、ほとんど通訳補助をせずに自分でコミュニケーションを取っていました。
少し複雑な練習になると監督の一回の説明では理解できないこともありますが、信頼関係を築くためにも、分からなくても自分で聞き返したり話しかけることが何より大切です。
どのクラブも日本と同じように練習の最後はゲーム形式のトレーニングを行います。
その時に自分のポジションも言えるようにしておくことが重要です。
エージェント側でも事前にポジションや長所などは伝えていますが、自分の口でハッキリ言えるようにしておかないと希望のポジションでプレーできないこともよくあります。
初回の練習を終えての評価は良く、留学生もこのクラブを気に入ったので継続して練習参加をさせてもらうことになりました。
クラブハウス紹介
ここのクラブハウスがとても素晴らしかったので少し紹介します。
クラブハウスのカフェエリアからは全てのグラウンドを眺められるようになっています。
冬はとても寒く、雨も多いオランダではカフェから練習や試合を見る人が多くいますが、アマチュアクラブでここまで見やすいカフェは初めてでした。
更衣室もとてもきれいに清掃されていて、十分な広さがありました。
貴重品ロッカーも無料で使用することができます。
アマチュアクラブの中ではとても充実した環境です。
オランダサッカー 6部
先ほどのクラブには他のクラブも見てみたいことを伝え、別のクラブにも練習参加しました。
こちらはトップチームがオランダ6部に所属し、セカンドチームも持っています。
すべてのグラウンドが天然芝というオランダでは珍しい環境です。
昨シーズンまで日本人留学生がいたこともあり、とてもウェルカムに迎え入れてくれました。
海外あるあるですが、練習の受け入れはしてくれるけどちゃんと見てくれないクラブもある中で、このクラブの監督はウォームアップから日本人留学生の近くでしっかりと見てくれていました。
昨シーズンまでいた留学生に対してもとにかく親切に面倒を見てくれた選手思いの監督です。
練習最後のゲームはセカンドチーム主体のメンバーとゲームをしました。
男女合わせてたくさんのクラブとやり取りをしてきましたが、オランダ人は日本人に対してとても友好的で気さくに話しかけてくれるので、シャイな性格が多い日本人も溶け込みやすいです。
恒例の勝利チームで写真撮影。
語学学校
もともとイングランドのサッカー留学を検討していたぐらいに今回の留学ではサッカー経験だけでなく英語の習得にも力を入れたいと伺っていたので、英語のレッスンが受けられる語学学校を紹介しました。
語学学校で英語スキルを身に付けることで、チームの戦術理解ができ、監督やチームメイトとの意思疎通も容易になるため、結果的にサッカーのプレーも向上させることができます。
語学力が上がらずに苦労しているサッカー留学生もいるの中で、語学学校に通うこと（語学力を伸ばすこと）は必須だと思っています。
語学学校では語学力を伸ばすだけでなく、オランダ人以外の海外の友達を作れること、人脈や情報を得られる機会を増やすことにも繋がります。
留学当初に集中して英語を勉強したことで、今では現地のウェブサイトを使って一人で引っ越しもできるようになりました。
アルバイト/ビザ取得
オランダではワーキングホリデービザを取得することで現地でアルバイトをすることができます。
ビザサポート
渡航前から事前ビザ申請や必要書類を準備し、渡航後に書類チェックを済ませて申請を行います。
ラーメン屋さん
ビザ取得後、ラーメン屋さんでアルバイトをスタートしました。
頑張って仕事を覚えてスタッフからの信頼も厚いです。
最後に
3年前にスタートしたオランダサッカー留学ですが、平均3名位ずつの選手・指導者が留学に来られています。
日本人が飽和化しているドイツやスペインやオーストラリアに比べて、オランダはまだまだ日本人が少ない環境で勝負することができます。
また、オランダは非英語圏で一番英語が話せる国であるため、英語の習得にもお勧めの国です。
留学した当初はなかなか英語を話すのは難しいですが、彼ら自身が勉強して英語を話せるようになったため、母国語が英語のイギリスやアメリカ、オーストラリア人よりも親身になって話を聞いてくれる印象があります。
日本人にとってとてもいい環境が整っています。
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