オランダトライアル遠征 from England | footbezzies | サッカー留学とサッカーの仕事

今回は、オランダのトライアルを受けたときのことについて書いていこうと思います。

私がオランダに滞在した期間は2022年11月17日~11月24日の約1週間で、2つのクラブの練習に2回ずつ参加しました。
17日の朝に出発して、早速その日に1回目のトライアルがありました。

Contents

1 Ter Leede（オランダ女子2部リーグ）
- 1.1 トレーニング
- 1.2 試合観戦
2 Wartburgia（オランダ女子2部リーグ）
3 アヤックス女子 vs PSV女子の試合観戦
4 最後に

Ter Leede（オランダ女子2部リーグ）

トレーニング

私が参加したチームはオランダ女子サッカー２部に所属するTer Leede（テル・レーデ）というチームで、現在１人の日本人選手がこのチームで活躍しています。

その選手は、平國瑞希さんという方で私が日本にいたころ１年間同じチームでプレーしたことがあります。彼女のことは中学生のころから知っているのでとても親しみやすく、トライアル初日も彼女のおかげで、Ter Leedeの選手たちにたくさん話しかけてもらえました！

オランダの公用語はオランダ語ですがほとんどの方が英語も話せるそうです。監督が練習メニューをオランダ語で説明すると、その後チームメイトたちが英語で教えてくれます。２ヶ国語を当たり前のように話している姿はとてもとてもかっこよかったです。

サッカーはというと、イングランドのサッカーというよりも日本のサッカーに近いような気がしました。フィジカルはもちろん日本よりも強かったのですが、足元の技術もあり、パスを繋ぎながら崩していくようなスタイルでした。久しぶりに日本のサッカーに触れられた感覚があり、すごく楽しかったです。

もう１つ感じたことは、ボールの空気圧です（笑）イングランドは空気圧が弱くボールが柔らかいのですがオランダは日本と同じくらいだったので、またその硬さに慣れるまで時間がかかってしまいました。トライアルの前半部分は、簡単なシュートも外してしまったりボールを失ってしまったりかわされたり、とにかく散々でした（笑）

これじゃまずい！せっかくオランダまで来たのに！と正直かなり焦り、久しぶりに？(笑）頭をフル回転させて修正を繰り返しました。残り1/3の練習時間になったくらいでようやく慣れることができましたが、練習が終わった頃には体は悲鳴をあげていました（笑）私が今所属しているイングランドのチームよりも練習強度が高く、オランダ２部のレベルを実際に体感することができてとても良い経験になりました。

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試合観戦

そして、この練習の２日後にTer Leedeの試合があったので観に行きました！

みんな私の名前も覚えててくれていて、話しかけてくれました。Ter Leedeサポーターも温かくてすごく良いチームだなと改めて思いました。

この日の対戦相手は首位のチームでしたが、Ter Leedeが逆転勝利をおさめました。会場も私も大盛りあがりでした！！この試合を観て１番印象的だったプレーはサイドチェンジのロングパスです。ワンステップで左から右へ、右から左へ、、まるで男子のサッカーを観ているみたいでした。

余談ですが、Ter Leedeのホームスタジアムのカフェで売っているチップス（フライドポテト)がとってもとっても美味しかったのでもし来る機会があれば是非食べてみてほしいです！！笑

Wartburgia（オランダ女子2部リーグ）

Ter Leedeの他にもう１つWartburgiaというチームのトライアルも受けました。ここには日本人が１人もいなかったので、はじめはこの子はなんなんだ？誰だ？って目でしばらく見られていましたが、練習が始まるとコミュニケーションを取らなくてはいけないメニューなどがあるため、自然とみんなと話すようになって仲良くなりました！

WartburgiaもTer Leede同様に足元の技術があり、パスで崩すことを目標としているように感じました。オランダのサッカースタイルはフィジカルや身体能力などがない私でも足元の技術で補い戦っていけるような気がしました。

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アヤックス女子 vs PSV女子の試合観戦

オランダ１部リーグの Ajax 対 PSV の試合も観に行くことができました。この日は特に極寒で雨も降っていたため、寒さに意識がいってしまい深く分析することは出来ませんでしたが、フィジカルの強さやスピード感の違いはすぐに分かりました。そもそも体格が日本人とはまるで違いました。このレベルで戦うとなると、フィジカルの面をカバーできるくらい他の何かが秀でてないと戦っていけないのだろうと思いました。