2019/Dec/14 チェルシー vs ボーンマス ~UTBホスピタリティチケットを体験~

2019/Dec/14
チェルシー vs ボーンマス
@スタンフォードブリッジ
イングリッシュプレミアリーグ


今回は、チェルシーFCのホスピタリティチケットで観戦しましたので、ホスピタリティ体験を重点的にレポートします。
ホスピタリティチケットにも様々な種類と価格帯がありますが、今回購入したのは、『UTBホスピタリティチケット』です。

Chelsea FC ~THE UTB SPORTS LOUNGE~

<ホスピタリティチケットについて>
・オンラインで事前に買える
・チェルシーのオフィシャル会員になっていなくても購入可能
・様々なランクがある

<UTBチケットの内容>
・Westend席のチケット
・食事(ブッフェ形式):試合開始3時間前からと試合終了後1時間の利用が可能
・飲み放題
・ラウンジ利用
・プログラム
・ギフト

スタンフォードブリッジの最寄り駅は「Fulham Broadway」駅です。
この日はキックオフ2時間前に着きました。


アウェイファンはみんなシャツを隠し、ホームファンは堂々と歩いてます。
※プレミアリーグの試合日は、最寄り駅は利用制限や入場制限がかかるので、いつもの出口から出れない事もよくあります。なので、友人と最寄り駅で待ち合わせるのはオススメしません。
アーセナルやトッテナムなどの電車で行けるスタジアムも制限されます。

駅を出るとすぐにプログラム販売や売店が見えてきますが、スタジアム横にオフィシャルストアがありますので購入するのはそっちが良いと思います。

スタジアムはとにかく駅から近く、歩いて5分程度です。
第一関門はチケットの確認と荷物チェックです。

チケットと一緒にメンバーズカードは持っているかを聞かれましたが、メンバーズカードは持っておらず、ホスピタリティチケットだと説明し通してもらいました。
※スーツケースなどの大きな荷物は持って入れないため、観光で来られる方は事前にホテルなどに置いてくるなど、最小限の荷物でスタジアムに来るようにしましょう。
テロ対策として、多くのスタジアムが持ち込みできる手荷物サイズをA4サイズ以下と制限しておりますので要チェックです。

敷地内に入場したら、ホスピタリティのUTBラウンジ(レストラン)を目指します。
が、ここで悲劇に襲われました。
会場係員に聞いても誰もUTBがどこにあるのか分からず、たらい回しされる羽目に。。
取り敢えず、スタジアムの逆側にあるとのことで半周歩きます。

ここでスタッフに確認すると、この坂を上ると言われ、通路を進んでいきます。
※結果を言うと、ここで左側の道を通っていくと、全然違う場所に出てしまいますので気を付けましょう。多くの方がこちらの通路を通るため、ついつい、つられてしまいます。

UTBとは『UNDER THE BRIDGE』の略です。

正解は、
左の大きな通路ではなく、

正解の入り口はこっちの狭い通路です。

隠れ通路みたいになっているので初めて行く方は事前に頭に入れておきましょう。

スタジアムをぐるぐる回ること30分、ようやくラウンジに着きました。

外の雰囲気からガラリと変わり、中はライブハウスのような内装です。

入り口でチェルシーのドレスを着たスタッフからマッチデイプログラムを受け取り中に入ります。

すでにかなりの人が集まっています。
まずはウェルカムドリンクを受け取り、雰囲気を楽しみましょう。

続いて料理も頂きましょう。ビュッフェのメインはソルトビーフ。

お肉は柔らかく、塩っ気がさらにお酒を進めます。

特典の一つが飲み放題です(主にワインとビール)。
イギリスで飲み放題はかなり珍しいです。日本みたいに飲み放題プランを普通の飲食店で頼めるものではないのでお酒好きにはたまらないサービスになると思います。
イギリス人はお酒が大好き。みんなとにかく飲む飲む。飲み続けます。

こちらはステージになっており、ゲストトークが開かれたりします。
ちなみに、この日のゲストトークは迷子になっている間に終わったそうです。。

LIVEでリヴァプールの試合を放送していました。追いかける首位のリヴァプールの試合展開を気にするのかと思いきや、皆さんあまり興味を示していませんでした。
実はこの日は英国選挙結果が発表された翌日ということもあり、周りで飛び交う会話は、BREXIT(イギリスのEU離脱)一色でした。今後のUKについて真剣に話していました。
イギリス人はサッカーの話だけでなく、社会についてもお酒を交わしながら意見交換をします。

お酒を飲んだり、しゃべったりとみんな思い思いに時間を過ごします。

キックオフ1時間前になると、アナウンスとモニターが教えてくれます。

ぞろぞろとスタジアムの座席へ向かいます。

出口でギフトを受け取ります。(ギフトの写真は最後)

Chelsea FC vs AFC Bournemouth  Premier League @Stamfordbridge

ライブハウスのような地下のラウンジからひたすら階段を上り、見えた景色はまた異空間に思えます。

席にはWi-Fiも完備しています。試合開始までここで友人とチャットしたり、他会場の情報を調べたりなどスタジアム内は電波が悪くなるので、Wi-Fiは重宝されます。

いよいよキックオフ。この頃はスタンフォードブリッジは満員に!

今回は試合展開などは細かく書きませんが、試合は残念ながらチェルシーが攻撃の波に乗れず、ボーンマスのハードディフェンスを崩せないまま時間が過ぎていきました。
ファンも苛立ちは隠さず、ヒートアップしていく中、逆にボーンマスがカウンターで良いチャンスを何度もつくり、試合終盤でまさかの失点。。
VAR判定に持ち越されての判定でもあり、サポーターは皆愕然としてました。

偶然失点のシーンをカメラに収めてました。

ラウンジは試合終了後、60分間利用可能との事で、戻ってみる事に。

今回は間違えずに戻ることができ、入り口の係には「Welcome Back」(お帰り)と笑顔で迎えられました。
※試合後の再入場には、1度目の入店で手首に付けられたリストバンドが必要です。

試合後もビザやパイなどのスナックが用意されていて、お酒も飲み放題です。
さすがに試合前ほどの人はいませんが、席は埋まっていました。

モニターでは早速、試合解説が放送されます。日本にはこの時間がないんですよね。試合しか放送されないのでその直後の解説を聞く。話し合いをする。と言う文化ががないのがすごくもどかしく思います。

試合後の1時間もあっという間に過ぎ、これでUTBラウンジは終了。
外はすっかり暗くなっていて、スタジアムはクリスマスのイルミネーションでライトアップされていました。試合に負けてしまったので、スタジアム周辺も静かでした。

UTBホスピタリティのおさらい

・一見高く感じられるが、先ず通常のプレミアリーグチケットは手に入らないのでプレミアファン、チームのファンからすれば日本から来ても十分価値はある。

・特典も盛りだくさんなので一日楽しめる。

・UTBラウンジは試合開始3時間前から利用可能。3時間前から行き、席取り等してゆっくり楽しむことをお勧め。
一人でももちろん良いが、友達や家族と行ければ尚更GOOD。実際家族連れも多かった。
飲み放題もあれば、WiFiもあるので3時間は恐らくあっという間。

・ラウンジ内、ユニフォームを着るのは禁止されているので注意。羽織物で隠すのはOK。

チェルシーギフトの中身は・・・・UTBへ行かれた方のお楽しみです。


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