日本人サッカー留学生が多く活躍するイングランドにあるバックスウッドサッカーアカデミーの試合を視察して来ました。
今回視察に訪れたのは、ファーストチームの試合で、ISFAの大会の一つです。
バックスウッドサッカーアカデミー・1st チーム
試合会場
ファーストチームのホームスタジアムは、現在イングランド6部に所属するイーストボーン・ボロー・フットボールクラブ(Eastbourne Borough Football Club)を使用しています。
スタンド付きで収容人数4,000人の人工芝のスタジアムです。学生達はチームバスで移動します。もし見学をされたいという方は下部にアクセス方法も記載していますのでご確認ください。
試合内容
試合開始から前半の途中まで、お互いに硬さが見え、ラストパスが続かない時間帯が続きましたが、日本人選手の個の能力で左サイドを切り込み、そのクロスに合わせて先制点が生まれました。このゴールを皮切りにチームの連携も良くなり追加点も早い段階で取れました。
ハーフタイムでの修正も功を奏し、終わってみれば6-1での圧勝。失点は不要でしたが途中出場のベンチメンバーもうまく溶け込むことができていたのは、それぞれの選手がチームと個々の役割を理解し、練習から試合までの活動がうまくいってる証拠だと思います。
Today the 1sr XI hosted @LatymerUpper in the @isfafootball Boodles Cup. We came away winning 6-1. Thabks to Latymer for coming a long way to play #welldonelions #Buckswoodlions pic.twitter.com/LtTnqMbRXB
— Buckswood Football (@BuckswoodFA) September 20, 2021
スカウト
この試合ではスカウトマンが2名来られていました。スカウトか?と聞かれましたが日本人選手のエージェントだと伝える一コマも。サッカー場に行けばオープンに話しかける文化は相変わらず楽しいです。
スカウトマンは外国人フォワードと先制点をアシストした日本人選手1名に目を付けていました。試合後には監督にも興味ある選手を伝え、プレーのフィードバックをしていました。
もしかしたら日本人選手にも良い話が来るかもしれません。
実際にバックスウッドサッカーアカデミーは、国内外のクラブからスカウトされてプロになっている選手が多数おり、昨年卒業された日本人選手はスペイン遠征時にプロクラブからスカウトされました。
欧州のスカウト網は日本とは比べ物にならないぐらい広く深いです。正直ケタ違いです。
アクセス
バックスウッド校のあるヘイスティングスの街並みを散策した後だったため、電車でHastings(ヘイスティングス)駅からPevensey and Westham駅へ移動し、そこから徒歩でスタジアムへと移動しました。
※ヘイスティングスの街並みはコチラ
バックスウッド校がある「Hastings」駅からスタジアムの最寄り駅「Pevensey and Westham」までは乗り換えなしで25分程。
「Pevensey and Westham」から「スタジアム」までは徒歩で20分前後です。
スタジアムの近くにバス停もありますが、時間通りに来ないことも多く、乗り間違えるリスクを考えると徒歩をお勧めします。
何もない長い道のりをひたすらに歩きます。何も遮るものが無い開放的な道のりなので、天気が良ければ気持ちの良い散歩になりますが、雨の日は車の水しぶきにご注意ください。
ロンドンから直接行く場合は、「London Bridge」駅から「Pevensey and Westham」駅までは乗り換えなしで2時間弱です。
もし見に行かれる方がいましたら、上のグーグルマップの[拡大地図を表示]をクリックし、[ルート・乗換]に「London BridgeまたはHastings」を入力、出発/到着時刻等を設定すれば、電車の時刻や徒歩ルートを調べることができます。
帰りはスタジアムから「Pevensey and Westham」駅までまた歩き、そこからロンドンまで電車で帰りました。スタジアムから最寄り駅までの道中、バックスウッドサッカーアカデミーのチームバスに抜かされました。
最後に
試合後に留学生と話す時間がありましたが、体つきだけでなく、目力もついたように思えました。成長期というのもありますが、あれだけのフィジカルサッカーの中でプレーするにはやはりそれなりの耐性がないとやっていけません。それらを克服し、ファーストチームで出場している自信と責任感が良い顔つきにしているのかもしれません。
1年以上留学している選手は英語でコミュニケーションを取っていましたが、留学して間もない選手は日本語が出てしまっていました。一刻も早く監督やチームメイトと英語で意思疎通ができるよう頑張って欲しいです。
監督のトレバーからは、「ファーストチーム以外の選手にも共通してるのが、日本人選手は技術が高く、とてもハードワークである。勤勉だし良い選手ばかり。ただどうしてもフィジカルで劣ってしまう。」とフィードバックをもらいました。
ハードワークを活かし、技術を発揮すのには最低限のフィジカルが必要になります。
【言語】と【フィジカル】をいかに早い段階で習得するかが今後の活躍の鍵になりそうです。
バックスウッドサッカーアカデミーやイングランドサッカー留学に興味のある方は、
または、公式LINEアカウント
モバイル:【@966xtdsg】
PC :【https://page.line.me/966xtdsg】
からメッセージください。